「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ11話！あらすじ感想。予期せぬ先客

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時11話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、ラファエリスを治せる可能性がある霊薬・トロヤンの実の在り処をアイリック公爵が知っているかもしれないという情報を掴み、ロックスが彼のもとへ向かいました。

一方ルペルシャも、強い相手と戦いたいというユジンの願いを叶えるため、彼をアイリック公爵の所へ案内します。

はたして、物語はアイリック公爵を中心にどのように展開していくのでしょうか？

悪女が恋に落ちた時11話のあらすじネタバレ

予期せぬ先客

部屋の前まで来て「今度ドレスの袖を掴んでほしい」と意味不明なことをお願いしてくるルペルシャを見て、ユジンはまたしても頭を悩ませました。

しかし、皇女宮に仕える護衛騎士として、皇女の願いを無下に断るわけにはいきません。

「皇女様の頼みなら喜んで」と言いながらうやうやしくお辞儀し、ルペルシャのお願いをしぶしぶ承諾しました。

気分を良くしたルペルシャがアイリック公爵のいる部屋のドアを開けようとすると、部屋の中から話し声が聞こえてきます。

「どうか話を聞いてください トロヤンの実を入手するためには貴方の力が必要なのです」

ドアの陰から中を覗くと、そこにいたのは皇女宮の専属医ロックスでした。

床の上に土下座して何事かを懇願しているロックスの姿を見て、思わず絶句するルペルシャ。

さらにロックスは、ルペルシャ皇女が難病のラファエリスに苦しめられていることを告げます。

「！？」

その話を聞いてしまったユジンは、顔面蒼白になってルペルシャの方に向き直りました。

影の騎士アイリック公爵登場

「トロヤンの実だと？」

椅子に座っていた男が立ち上がり、伝説の実の在り処をなぜ自分に聞くのかとロックスに尋ねます。

そこにいたのは、紛れもなくカイン・デ・アイリック公爵！

青白い肌、虚ろな瞳、腰まで伸びた美しい黒髪、まるで一輪の黒バラのような華麗な雰囲気を醸し出すイケメンがルペルシャの目に飛び込んできます。

ユジンもイケメンだけど、こっちの方が好みだわ……！

ルペルシャはドアの陰からアイリック公爵を観賞しながら、一人で恍惚の世界に浸っていました。

「最後の頼みの綱なのです！閣下！どうかお願いいたします！」

興奮したロックスがすっくと立ち上がると、視界が塞がれてアイリック公爵の顔が見えなくなってしまいます。

ちょっとロックス！！見えないでしょ！そこ、どきなさい！

ルペルシャ皇女の命を救うために奮闘しているロックスを差し置いて、当の本人はイケメンのご尊顔を拝むことばかり考えていました。

「残念だが私は知らない 他に用が無いなら帰ってくれ」

アイリック公爵は顔色を一つも変えることなく、懇願するロックスに向かって無慈悲に言い放ちました。

護衛騎士の使命

廊下からアイリック公爵たちの話を聞いていたユジンは小さく舌打ちし、「失礼します」とつぶやいて静かにドアを閉じてしまいます。

もっとアイリック公爵の顔を見ていたかったのに……。

私、ひょっとして変態みたいだった……？

ルペルシャが困惑していると、さらにユジンは「ご無礼をお許しください」と言いながら彼女の肩に手を伸ばします。

そのまま持ち上げられたルペルシャは、ユジンにお姫様抱っこをされている体勢になりました。

美形のアイリック公爵にも決して引けを取らない整った顔、シャツからはだけた柔肌の胸板、ルペルシャは激しく戸惑いながらもユジンのイケメンオーラに大興奮です。

ユジンは「皇女様が足首を怪我されたのに今まで気づかず申し訳ありません」とつぶやき、お姫様抱っこしながら塔の出口へ向かいます。

当のルペルシャにはユジンが何のことを言っているのかさっぱり分かりませんでしたが、少なくともお姫様抱っこの乗り心地は最高でした。

悲哀のユジン

黒い塔から外に出ると、強烈な日差しがルペルシャの目に飛び込んできました。

「私は何も聞いていない」と言って、ラファエリスの事にはあえて触れようとしないユジン。

その表情は思いつめていて、いつになく真剣な目をしています。

「やっぱり私は貴方が大好きです」とルペルシャが語り掛けると、ユジンはサッと目をそらして「そうですか……」と静かにつぶやきました。

ユジンはさっきルペルシャに言われたドレスの袖を掴んでほしいというお願いの件に触れ、本当に他に望みは無いのかと念押ししてきます。

その言葉を聞いて、今度はルペルシャが目をそらさずにいられませんでした。

何故なら、ルペルシャの本当の望みは、皇太子ラビロフに始末されないよう皇宮から遠くに逃げてほしいということ。

しかし、彼の傍にいたい気持ちが強い今のルペルシャに、そんなことは口が裂けても言えませんでした。

自分は護衛騎士なので望みがあれば何なりと命令してくださいと語るユジン。

ルペルシャは彼の発言を聞いて、女性に不信感を抱いているユジンがルペルシャの要求を警戒しているのだと考えました。

意を決したルペルシャは、「実はもう一つお願いがある」と切り出し、頬を染めながら「手を繋ぎたいです」とユジンに要求しました。

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11話を読んだ感想まとめ

今回は、ユジンの心境の変化がとても印象的なエピソードでしたね。

アイリック公爵の住んでいる黒い塔の中にいた時は、ドレスの袖を掴んでほしいというお願いを仕方なく聞いていたユジン。

しかし、ロックスとアイリック公爵とのやり取りからルペルシャが難病のラファエリスに苦しめられていることを知ってしまった後では、彼女に対する意識が劇的に変化しました。

きっと、弱冠19歳という若さで命の火が消えようとしている皇女に対し、とても心を痛めたのでしょうね。

これまでルペルシャが言い出してきた意味不明なお願いも、彼女なりの最後の思い出作りだと思ったはずです。

護衛騎士ではなく、一人の人間としてルペルシャと真摯に向き合おうとしているユジンの姿に心を打たれました。

また、ラファエリスの治療法が無いという悲しい話を彼女の耳に入れまいと、お姫様抱っこをしてルペルシャを強引に塔から連れ出す展開も最高にクールでした。

ユジンは容姿だけでなく心までイケメンですね。

一方のアイリック公爵は、伝説のトロヤンの実の在り処については知らないの一点張り。

リフリーの推測が外れていたのか、それともトロヤンの実の在り処を知っていて意図的に教えないつもりなのか。

今までは単に強い相手と戦いたいだけだったユジンが、今後ルペルシャを救うためにアイリック公爵と一戦交える展開もあり得そうですね。

それにしても、初めてアイリック公爵を目の当たりにしたルペルシャが「こっちの方が好みだわ」とあっさりユジンから乗り換えるシーンは大爆笑しました。

主人公が煩悩に忠実すぎて、逆に親近感が湧きます。

ルペルシャとユジンの関係がどんな風に発展していくのか、第12話が気になって仕方ありません！

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