「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ7話！あらすじ感想。二つの道

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時7話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、皇帝に「今後1年間は皇家の一員として皇宮にいるように」と命じられたルペルシャが、ショックのあまり自室に3日間引きこもってしまいます。

一見乱暴とも思える皇帝の判断でしたが、実はすべては皇宮から出たルペルシャがバヌス一族を敵視する者たちから狙われるのを防ぐための策。

長年に渡ってルペルシャに何一つ父親らしいことをしてやれなかった自分の贖罪のために、せめて1年でも傍に置いて彼女を守りたいという想いが秘められていたのでした。

悪女が恋に落ちた時7話のあらすじネタバレ

二つの道

ルペルシャは部屋にこもってメイド達と談笑しながら、行き詰まった現状を打破するための二つの策略を考えていました。

一つは、病気療養を口実にして強引に皇宮を抜け出す作戦。

しかし、皇位継承権を持ったまま脱走することになるので、追跡してきた皇太子ラビロフに捕まれば確実に命の保証はありません。

そしてもう一つは、暗殺ギルド長ダニエルを味方につける作戦。

ダニエルは小説内では悪役のボス的立ち位置のキャラで、皇太子ラビロフとアリエルが結婚する時に大問題を起こして帝国を混乱に陥れます。

彼は皇太子より強い上に自分の仲間をとても大事にする性格なので、ルペルシャにとって理想的なパートナーです。

しかし、こちらの作戦には事態を変にこじれさせてしまう問題がありました。

ダニエルは皇家に対して強い恨みを抱いていて、ルペルシャが皇女であることを知れば何をするか分かりません。

しかも、小説内ではダニエルの容姿が茶髪であるという点しか記述されておらず、顔も分からないので探しようがないのです。

ルペルシャの話を聞いていたメイドのアリンは、「私なら後者を選ぶ」と進言しました。

「たとえこじれたとしても その答えが正解なら上手くいくはずです 頑張って耐えれば」

アリンの言葉を聞いて、ルペルシャの中で迷いが吹っ切れます。

気まぐれな皇太子に自分の命運を握らせるより、一か八かダニエルに希望を託す！

ルペルシャはソファー席から立ち上がり、二人のメイド達にお礼を言いました。

オタ活を始めよう！

朝になり、ルペルシャは3度目の吐血によって目を覚ましました。

今日取り戻したのは、ルペルシャが3歳だった時の記憶。

主人公はこの時、吐血する度にルペルシャ皇女の記憶が1年単位で蘇っているという法則に気づきます。

血の付いた口元をぬぐうと、ルペルシャは皇女宮のバルコニーに出て心地よい朝日を浴びました。

吐血がしんどいとはいえ、ルペルシャの記憶をしっかり取り戻している。

今後の計画も決まり、すべては順調そのもの。

「よし！残るはオタ活よ！」

ルペルシャは小説内に登場する自分の好きなサブキャラクター達がラビロフ達のせいで不幸な結末を迎えないよう、本格的に彼らの救済活動を開始することにしました。

自由騎士ユジン登場

ルペルシャが一人目に会いに行くと決めたのは、誇り高き騎士の血統マクナハン一族に認められた自由騎士ユジン・デ・ボルタン卿でした。

ユジンは帝国トップクラスの実力の持ち主で、皇室の支援を受ける代わりに皇女宮の所属騎士として従事中。

しかし、良からぬ噂の多い悪女ルペルシャのことを非常に嫌っていて、彼女と正反対な性格のアリエルに一目惚れしまいます。

そして、嫉妬に狂った皇太子ラビロフの罠にかかり、物語の途中で命を落とす宿命です。

ユジンにはどうしても叶えたい目標があったため、たとえ罠だと分かっていても皇宮から離れるわけにはいかなかったという経緯があります。

逆に言うと、今のうちに彼の目標を叶えてあげれば、ユジンは何の未練もなく皇宮を離れて自由に暮らせるということ。

ルペルシャは真っ先にユジンに会って、彼を死の運命から解放してあげようと決意しました。

ユジンのいる宿舎に向かい、軽くドアをノックするルペルシャ。

ガチャッという音と共にドアが開き、中から長身の青年が姿を現します。

美しい銀髪、グレーの瞳、上品な顔立ち、現実世界ではありえないほどまばゆいイケメン・ユジンがそこにいました。

ルペルシャに対してあまり良い印象を持っていないユジンは、冷めた目つきで用件を尋ねます。

その瞬間、やにわにユジンの両手を掴むルペルシャ！

「い……いきなり何ですか！？」

驚いたユジンは、思わず冷や汗を流しながら後ずさりしました。

「生まれてきてくれてありがとう」

「……はい？」

絶世のイケメンに出会ったルペルシャが天にも昇る夢心地になった所で第7話は終了しました。

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7話を読んだ感想まとめ

優しさの裏返しとはいえ、あと1年間は皇宮から出ることを皇帝に禁止されてしまったルペルシャ。

ラビロフの暴走による犠牲者たちをどうやって助けるのかと思っていましたが、この世界のボスキャラを味方につけて主人公サイドと戦おうとは大胆不敵ですね！

容姿が分からないのが厄介ですが、暗殺ギルド長という役職さえ分かっていれば居所は何とか掴めるかもしれません。

しかし、ルペルシャが皇女だと分かった途端に敵意を向けられるのは確実。

どうやってダニエルに心を開いてもらうかが重要なポイントになりそうです。

行動は大きく制限されているものの、皇宮の敷地内なら十分にオタ活できるルペルシャ。

一人目に会いに行くことにしたユジンは、さっそく期待を裏切らない超絶イケメン男子！

銀髪がよく似合うスタイリッシュな容姿を見ていると、BTS（防弾少年団）のRMを彷彿とさせます。

ファンタジー系の物語ではお約束とも言うべき騎士キャラで、美形なのに強いというギャップが乙女心をくすぐりますね。

素行の悪い女性を嫌う所を見ると、性格はきっと物凄く真面目なのでしょう。

今のルペルシャの行動を見せれば、「なんだ、ルペルシャ皇女って噂ほど悪い人じゃないじゃん」という展開になってくれそうです。

それにしても、出会って早々いきなりユジンの両手を掴んで「生まれてきてくれてありがとう」発言するルペルシャの姿には盛大に笑いました。

完全にヤバい人だと思われたのではないでしょうか。

ルペルシャには、違う意味でユジンに避けられないように気をつけてほしいですね。

ユジンにはどうしても叶えたい目標があるらしいので、アリエルと出会う前に目標を達成できることを祈りましょう。

ルペルシャは一人目のイケメン・ユジンを救えるのか、第8話を読むのが今から楽しみです。

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