「あなたの心がわかるように」ネタバレ45話！あらすじ・感想を紹介！新たな生活の場キロン

ピッコマ独占配信の人気コミック「あなたの心がわかるように」。

「続きが気になる！」
「主人公はどうなる？！」

こちらでは「あなたの心がわかるように45話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

＜前話

全話一覧

次話＞

前回のあらすじ

入れ替わり方法が、バイオレットが死のうとすることだった事を初めて知るウィンター。
突然のことに戸惑います。

いままで入れ替わってきたのも、つらく悲しいことがあって自ら命を絶とうとしたからだとバイオレットは話します。

お金よりも大切なバイオレットを大切にするというウィンターでしたがバイオレットの意思は固く、最後の願いを聞き入れてほしいと言われ彼女を見送るのでした。

喪失感からウィンターが外をうろつきながら歩いていると使用人たちが心配します。ウィンターは「今は一緒にいることはできない」と独り言のように呟きますが、バイオレットが戻ってくる…そんな幻想も抱きます。

しかし、あなたといると死にたくなる…と言われた光景が頭をよぎると、その場に倒れてしまうでした。

あなたの心がわかるように45話のあらすじネタバレ

私は弱くない

目的の場所に到着したバイオレット。

ふと思い出すのは、涙ぐむウィンターの姿でした。

その姿に心を痛めなかったわけではありませんが、バイオレットも離れるためにきつく言う必要がありました。

ウィンターはきっと、自分の王国を作るためにすぐ立ち直り動き出はずです。

風が吹き帽子を押さえるバイオレットは、南西の美しい浜辺にうっとりと見とれてしまいます。

浜辺を歩きながらバイオレットは思います。

自分はずっと一人では何もできない弱い人間だと思っていましたが、こうして一人で頑張ってきたこと…生きると決心したことで決して弱くはないのだと自分を肯定します。

すっきりとした表情で、新しい自分を信じてあげるのだと強く思うのでした。

そんなバイオレットの背後から、二人の男女がやってきます。

ドス公国

バイオレットを笑顔で迎えてくれたのは幼馴染のシャロンとフェロンでした。

そんな二人を見て、神様が自分の命を捨てることを許さなかったのは罰なんかではなく祝福だったのかもしれないと思うのでした。

バイオレットが新生活を送る「キロン」はドス公国にあります。

コルシカ王国で海賊が猛威を振るっていた時代にドス公国が兵力支援をし
そのお礼にドス公国に送ったのが「キロン」です。

キロンは、ラクラウンドと似た環境で、ウィンターの会社がまだ手を付けていないバイオレットにとって住みやすい環境でした。

ボロ屋敷！？

シャロンの呆れた「本当にここで…」という声と、腕組みをしてその様子を見るフェロン。

お金をあまり持ってないからというバイオレットですら困惑したような顔です。

お姫様育ちが住むにはひどすぎる、ボロボロの一軒家が新しいバイオレットの家です。

あまりのひどさに、シャロンも「すぐに音を上げるね…」とフェロンに同意を求めます。

フェロン・ドス、彼はシャロンの兄で同じくバイオレットの幼馴染です。

一人で大丈夫かと心配をするフェロンに、やれるところまでやってみると笑顔で答えるバイオレットでした。

ここまで来るのにお世話になった二人に、バイオレットは感謝を述べます。

“船を出す”と言い出したのは兄のフェロンで、「当たり前だ」というのであった。

フェロンはウェインが亡くなってから、バイオレットは妹同然だと思っていました。

ウィンは生前バイオレットをとても大事にしていたのに、夫から逃げ出す事なるなんて…というフェロンに、バイオレットは口を紡ぐのでした。

気持ちを切り替えようと、「大事に思う割には結婚式に参加もしてくれなかった」と小言をいうバイオレットに、「皮肉も言えるようになったんだな」と笑うフェロン。

はっとするバイオレット。

ウィンターの話し方がいつの間にか移ったんだ…と思うのでした。

すっかり話し込んでしまった３人、空は赤く染まっていました。

何かあったらすぐに連絡してねと残し、ドス兄妹は帰っていくのでした。

二人を見送った後、バイオレットは新居の中に入ります。

ひどい汚れ様で、修繕が必要な建具もありました。

どこから手を付けようか悩むバイオレットは、エピムチューク家の事を思い出します。

エピムチューク家はこのカロンで最も力のある家です。

挨拶に行けば、もしかしたら仕事がもらえるかもしれません。

そんなことを考えながら、家の掃除を再開するバイオレット。

天井からする奇妙な音に怯えながらも、一人で生きていくためには自分でどうにかしなくてはていけないと自分を奮い立たせます。

ウィンターの言った通りの何もできないお姫様には戻りたくありません。

ほうきを手に天井の蜘蛛の巣を払いのけますが、そこから大きな蜘蛛が落ちてきて固まってしまう自分にウィンターに言われても仕方ないのかも…思うのでした。

助け合い

朝がきて、バイオレットはベッドで眠っていました。

家の扉をたたく音で目が覚めます。

不審に思ったバイオレットは、慌てて起き上がります。

外からはいろんな人の声が聞こえてきます。

何が起きているのかわからないバイオレットは、ひとまずドアを開けました。

外には村長と名乗る男と他にも大勢の人がつめかけています。

村長はバイオレットに引っ越しの手続きを役場でする事と、防波堤の使用料を払う必要があると言います。

バイオレットは何かにピンとくると、防波堤は近くに生えていたブナの木なのかと尋ねます。

「そうだ」という村長にバイオレットは「それはおかしい…」と呟きます。

ラクラウンドと同じ法律のドス公国には防波堤の所有者はいないと記されていたのに、だれに使用料を払うのか？と問います。

その事実に、周りにいた村民たちも騒ぎ始めます。

村長は慌てて逃げますが、村民たちも説明が聞きたいと追いかけていくのでした。

バイオレットは、余計なことを言って村長に嫌がらせされるかもという不安がよぎります。

しかし、後ろ向きな考えはやめようと途中だった家の掃除に戻ろうとします。

家に入ると、そこには見知らぬ数人の女性たちがほうきや雑巾を持っています。

女性たちは、さっき家に来ていた村民たちで家の中を見ると掃除がまだだったので手伝おうと思っているのだと話します。

その中の若い女性、フィムは朝からたくさんの人で押し掛けたことを謝罪します。

この村はみんな仲良くしているから、同じ村の仲間としてよろしくとバイオレットに手を差し出すのでした。

戸惑いながらも、その手を取るバイオレットはとても幸せそうな顔をしているのでした。

＜前話

全話一覧

次話＞

45話を読んだ感想

頼れる幼馴染がいてバイオレットも安心ですね！虫が怖い？世の中にはそんな女性はたくさんいます。バイオレットは頑張っていますよ。

村長も一癖ありそうな人物でしたね。過去事があるバイオレットが不安に感じるのもわかります。

でも、親切な町民たちと心強いフィムとの出会いで、新しい生活にも希望が見えてきましたね。

＜前話

全話一覧

次話＞

あなたの心がわかるように45話！まとめ

こちらでは45話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。