ピッコマで大人気連載中の「暴君のたった一人の調香師」
アリエルは、助けてくれたことは迷惑で私一人で解決できた、と言い帰っていく。セドリックは部下のリキオンにアドバイスされると・・・。
「続きが気になる！」
「アリエルはどうなる？！」
こちらでは12話の展開・あらすじをご紹介していきます！
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目次
前話のあらすじ
シャーロット主催の舞踏会に参加したアリエルは、そこで同じ調合師であるマグナスと出会うも、彼女から喧嘩を売られることに。
どうにかしようと思った矢先、元婚約者のセドリックが割って入り、事態は悪化の方向へ進んでしまう。
暴君のたった一人の調香師12話ネタバレ
決心
セドリックに助けられるも、周りの人々から失笑を買ってしまったアリエルはその場から出ていくことにします。
セドリックはなにが起きたのか理解できず、ただただ遠ざかっていくアリエルを見ることしかできません。
出口に向かいながら、アリエルは先ほどの言い合いのことを思いだします。
マグナスにけなされたものの、いつか絶対に自分が作った香水のすごさを執筆させてやるとやる気に満ちます。
落ち込みつつも、アリエルは香水の改良をしようと心に決めます。
いい迷惑
すると、背後からアリエルを呼ぶ声がしました。
振り返ると、そこにいたのはセドリックです。
アリエルは驚きつつ、舞踏会を抜けて大丈夫なのかと問いかけます。
その問いに対してセドリックは、急にアリエルが出ていったことに触れました。
セドリックの回答に、もしかしたらアリエルが気分を害したから出てきたと思われているのでは、と思い当たります。
いやそんなわけない、と考えを改めます。
彼はアリエルの傲慢さに嫌気がさしていたはず、そんなことはないだろうと考えなおします。
このままセドリックと関るのはいけないこととアリエルは心に誓います。
そして、アリエルは指を噛みながら、先ほどのやり取りは迷惑だったと断言してしまいます。
もう別れているのだからこれ以上の干渉はしないでほしい、と指先で線を引く動作をします。
別れたのは同意の上なのだと言うと、セドリックはよくわからない表情をします。
先ほどのマグナスとのやり取りもアリエルの立場を考えず好き勝手に言ったことを指摘し、あれはただの事業話だと言います。
あんなことをしなくても私一人で解決できました、とアリエルははっきりと告げたのです。
そのため、セドリックが余計なことをしたせいでうやむやになってしまったとアリエルは顔をしかめながら彼に詰め寄ります。
言いたいことを言いきると、アリエルは踵を返し、今後は行動を考えてください、と言ってセドリックを残して帰っていきました。
先に帰りながら、セドリックには悪いと思いつつ、ここまで言えばこれ以上の干渉はないだろと思うのでした。
悩み
アリエルと別れた後、セドリックは自室に戻ってきました。
すると、入ってきたのは部下のリキオンで、彼は書類の束を持っています。
セドリックは椅子に座ったまま、入ってきた部下に対して睨みつけるように自分は迷惑な人間か、と問いかけます。
あまりの威圧感にリキオンは思わず言葉を失っていると、セドリックは言葉を続けます。
相手を配慮せず、身勝手な行動をとるような男か、と細かく問いかけます。
その発言にリキオンは思わず後ろを振り向き、心の中で誰に言われたのだろうと冷や汗をかきます。
しかし誰がそんな発言をしたのかは気になります。
気難しいセドリックに楯突く人がいるとは思えないからです。
すると、リキオンは一人の女性に思い当たります。
もしかしたら別れたアリエルが彼になにか言ったのではないかと思い、セドリックに質問すると、なぜわかった、と返されます。
セドリックが悩むことと言えばアリエル関連が多いから思い当たった回答だったのです。
謝罪
そしてリキオンは自分で良ければアドバイスしますよ、と目をキラキラさせます。
逡巡し、セドリックはアリエルが困っていて、ただ助けようと思ったからだと話し始めます。
その後、彼女を追った理由は自分でもわからないと。
おそらく様子が変だったから追ったのだろうと解釈します。
しかし、結果的にアリエルには責められてしまったと認めます。
そこまで聞くと、リキオンはアリエルに責められたことに驚きます。
セドリックは話し終えると、すっきりしないと不快感をあらわにします。
腹が立っているのではなく、すっきりしないというセドリックにリキオンは疑問を口にします。
セドリックはなぜか気になると回答すると、リキオンはその回答に思わず涙ぐみます。
腹を立てたわけではなく、気になるということはセドリックはアリエルに好意を抱いているのだとリキオンは確信したのです。
同時にアリエルも改心したようだし、特に問題はないだろうと納得します。
そしてリキオンの妄想の中のセドリックとアリエルは海辺を追いかけているほほえましいシチュエーションが浮かぶのです。
リキオンはセドリックの机を叩き、謝るように助言します。
助言に不快感を表すと、リキオンはその人のためを思ってした行動であっても、当の本人が不快に思ったのであれば、訳を話し、謝罪することがいいとアドバイスを続けます。
そうすればもやもやもすっきりするはずだと断言します。
謝罪という言葉に一瞬逡巡し、セドリックはため息をつきながら納得したのでした。
そして、手元にある手紙になにか魔法をかけ、日が昇ったらこの手紙をアリエルに届けるようにセドリックは頼みました。
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暴君のたった一人の調香師12話を読んだ感想
アリエルからすればああいう場でちゃんと挽回できれば、自然と周りの人々の味方になってくれるはずですもんね。
それをセドリックが横槍を入れてしまったせいで、自分で挽回せず、元婚約者を使ったとなればあまりいいようには広まらなさそうです。
セドリックからすれば好意で助けたんでしょうが、これから事業を展開しようとしているアリエルにとってはいい迷惑だったんでしょうね。
そこまではっきり言うわけにはいかなかったから、迷惑とだけ発言したのかもしれません。
理解できず、自室にて部下のリキオンに色々と聞きます。
リキオンは察しがよくていいですね～
確かに自分の発言がきっかけで相手を不快にさせてしまったのであれば謝罪するだけでもかなり違いますからね。
プライドが高いから自分から謝罪はしなさそうなイメージのセドリックも、このままでは嫌だと思ったのか素直に謝罪するっていうのは偉いです。
婚約を解消したことがきっかけで逆にアリエルに興味を示している感じがいいですね。
アリエルからすれば関るとやばいとわかっているから最低限の会話しかしたがらなさそうですが。
セドリックとアリエルの関係はこのままどうなるのでしょうね。
再婚約をするのかな、と思いますがなんとなく誰かが出てきそうな予感がします。
アリエルにはマグナスをぎゃふんと言わせてほしいですね！
暴君のたった一人の調香師12話まとめ
こちらでは12話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- マグナスにけなされ、周りの人々から笑われたアリエルは香水の改良をしようと決心する。
- セドリックに声を掛けられたアリエルは、助けてくれたことは迷惑で私一人で解決できた、と言い帰っていく。ここまで言えばこれ以上の干渉されないと思うアリエル。
- 自室に戻ったセドリックは部下のリキオンに自分は迷惑な人間か、と問いかけます。リキオンはすぐにアリエルの事だと思いアドバイスをする。
- 謝罪という言葉に納得したセドリックは手紙に魔法をかけ、翌日アリエルに届けるように頼むのでした。
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