ピッコマ独占配信の人気コミック「シンデレラを大切に育てました」。
「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」
こちらでは「シンデレラを大切に育てました33話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
目次
前回のあらすじ
前回は、お茶会の場で綺麗事ばかり唱える苦労知らずの前王妃の発言に耐えかねたミルドレッドが、遂に彼女の主張に反論し始めました。
アイリスのドレスに付けた花飾りの権利を売って新しいドレスを買う金を作る予定だと聞いた前王妃は、「善意には善意が返ってくるから、目先の利益にとらわれず無償で親切を施すべきだ」と持論を展開。
その言葉を聞いたミルドレッドは、「自分には3人の娘たちを確実に結婚させる義務があるので、いつ返ってくるか分からない他者の善意には頼れない」と反論し、彼女を怒らせてしまいます。
「貴族が金に執着すべきではない」と憤る前王妃に対し、「どうして若い女性たちが財力になびくのか考えたことがあるのか」と言い返すミルドレッド。
彼女の生意気な態度に立腹したジャクソン伯爵夫人は、とうとう堪忍袋の緒が切れて怒鳴り声を張り上げます。
前王妃がどんな主義主張を展開しようと、自分で金を稼げない貴族の女性たちにとって、金持ちの男性と結婚することが唯一の生きる道であることは否定できない現実。
前王妃やジャクソン伯爵夫人と激しく対立する形になったミルドレッドは、何故自分がミルドレッド・バンスとしてこんな理不尽な世界に転生してきてしまったのか、その理由をずっと考えあぐねていました。
シンデレラを大切に育てました33話のあらすじネタバレ
お茶会の結末
結局、「若い女性達がどうして財力の誘惑に流されるのか考えたことがあるのか」というミルドレッドの反論を聞いて激昂した前王妃達が退席してしまったため、せっかくのお茶会はお流れになってしまいました。
庭園を出てウィルフォードと二人で宮廷の敷地内を歩いていたミルドレッドは、自分のせいでウィルフォードの立場が悪くなったのではないかと懸念します。
ミルドレッドと前王妃の口論を見て、思い切り笑いをこらえていた彼の態度は、へたをすれば侮辱的ともとらえかねない行為。
しかし、ウィルフォードはあっけらかんとした口調で、大丈夫だろうと答えます。
「むしろ、バンス夫人の方こそ気分を悪くされたのではないですか?」
その質問を聞いたミルドレッドは、「正直言うと少し不快だった」と答えました。
けれども、前王妃の年齢や生活環境を考慮すれば、彼女がああいう思想の持ち主になるのは無理のないこと。
年配者の考えを変えるのは容易ではないから、いちいちそんな事を気にしても仕方がない、とミルドレッドは考えていました。
「それより、前王妃殿下に嫌われたのではないかが心配です 私と娘たちを貴族のパーティーに招待しないよう圧力をかけてくる事はないですよね?」
ミルドレッドの悩みを聞いたウィルフォードはクスクス笑い、前王妃は寛大な方だからこの程度で誰かを嫌いになることはないと答えます。
「仮にそうなったとしても、その時は私がバンス家の方々を招待します たとえ前王妃が反対しても、私は夫人の味方ですよ」
穏やかな微笑みをたたえ、ミルドレッドを帰りの馬車の中にエスコートするウィルフォード。
彼の心強い言葉を聞いたミルドレッドは、ニッコリ微笑みながら感謝の思いを伝えました。
貴族女性の生きる道
お茶会が終わった後、宮廷の自室に戻った前王妃は鏡台の前に座り、側近のミランダ・ベルン伯爵夫人に髪をといてもらっていました。
前王妃は「正直に答えてほしい」と前置きし、もしも夫を亡くして独り身になったらどうやって暮らしていくかと彼女に質問します。
「その時は、前王妃殿下が私の面倒をみてくださると信じています」
ベルン伯爵夫人がにこやかに答えると、自分を含めて周囲に面倒をみてくれる人が誰もいなかった時はどうするのか、と前王妃は質問を続けます。
その場合は自分を養ってくれるだけの財力のある男性と結婚するだろう、とベルン伯爵夫人は答えました。
「それじゃあ、再婚できなかったらどうするの?貴女が高齢だったり娘がたくさんいたりして、誰にも選んでもらえなかったら?」
前王妃に詮索されたベルン伯爵夫人は言葉を詰まらせ、そうなったらどうやって生きていけばいいのか見当もつかないと答えます。
「もしもその状況で貴女に素敵なドレスを作る技術があれば、貴女はドレスを作って売るかしら?」
「まぁ!ドレスを!?」
ベルン伯爵夫人は驚きの声を上げ、労働を恥とみなす貴族社会でそんな事をすれば他の貴族から絶縁されてしまうのでするわけがないと反論します。
「そうよね、どんな状況でも私達は体面を保つことが大切なんだから」
前王妃は彼女の返答を聞いて、満足げな笑みを浮かべます。
私が今手にしているものは全て、昔味わった苦労に対する当然の対価だもの……。
善意を尽くせば善意が返ってくる……それがこの世界の真実なのよ……。
自分の考えの方が正しいと確信した前王妃は、鏡に映る自分の姿を見て得意げにほくそ笑みました。
理想と現実
「そうですよ、殿下 そんな惨めな状況に陥るくらいなら……私は死んだ方がマシです」
ベルン伯爵夫人が本心を吐露すると、その言葉を聞いた前王妃の顔がにわかに強張りました。
身の安全が保証されている環境で体面だけを意識して生きてきた彼女にとって、「死」という概念は完全に頭の中から抜け落ちていた発想でした。
どうしようもなく追い詰められた人間は、人生を諦めて自ら死を選ぶことだってある。
困難にめげずに立ち向かっているミルドレッドの生き様がいかに素晴らしいか気づいた前王妃は、真顔のまま鏡台の前で固まってしまいました。
「……ミランダ 貴女にお願いがあるわ」
前王妃はベルン伯爵夫人に向かって、今日会ったバンス夫人ともう一度会いたいと言い出します。
「え?例の生意気な女性とですか?」
立腹したジャクソン伯爵夫人がお茶会後にミルドレッドの悪口を言いふらしたため、彼女の悪評はすでに宮廷内に広まっていました。
その事をすでに把握していた前王妃は、トラブルを避けるために絶対に誰にも知られないように連れてきてほしいと念押しします。
「これは私と貴女だけの秘密よ」
前王妃の命を受けたベルン伯爵夫人が、真剣な面持ちで小さくうなずきました。
前王妃からの再招待
「バンス夫人でいらっしゃいますか?」
「はい、そうですが……何の御用でしょうか?」
自宅で休んでいたミルドレッドが玄関の扉を開けると、そこには王城からやって来たベルン伯爵夫人が立っていました。
前王妃が再び会いたがっていることを伝えたベルン伯爵夫人は、ミルドレッドを迎えの馬車に乗せて出発しました。
普通ならもっと大勢の従者が付くはずなのに、ベルン伯爵夫人と御者以外誰も出迎えに来ていません。
違和感を覚えたミルドレッドは、何故こんな風にこっそり自分を呼びつけるのかと尋ねました。
「私は前王妃殿下からバンス夫人を連れてくるよう申し付けられただけですので、詳細は分かりかねます」
無表情のまま答えるベルン伯爵夫人の言葉を聞いて、ミルドレッドはますます不安になります。
馬車の窓から外を眺めていたミルドレッドは、自宅を出発する前に3人の娘たちに伝えた言葉を思い返していました。
「前王妃殿下に呼ばれたからお城に行ってくるわ もしも私が明日までに戻ってこなかったら、ウィルフォード男爵に連絡するのよ」
他に思いつく人がいなかったとはいえ、最近何かと彼に頼り過ぎではないかと自問してしまうミルドレッド。
子供たちのピクニックに付き合ってもらったり、絵画の鑑定を手配してもらったりと、たくさんの恩があることに気づきます。
もしかしてウィルフォードは、本当に3人の娘のうちの誰かに気があるのかしら……?
彼の想いが自分に向いているとは知る由もないミルドレッドは、一人でそんな事を考えながら馬車の中で悶々としていました。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
2021年人気TL漫画TOP3



シンデレラを大切に育てましたを無料で読めるか調査した結果
「シンデレラを大切に育てました」はピッコマ独占配信のため、今のところは他サイトで読む方法はないようです…
「シンデレラを大切に育てました」を読む事はできませんが、SNSで話題の作品をU-NEXTなら無料で読むことが出来ます!
詳しい手順を読む
まずは簡単な情報を3つの手順で入力していきます。
②支払方法を選択し、情報を入力する
③入力した情報を確認し、送信ボタンをクリックする
詳しい手順を読む
詳しい手順を読む
そうすることで、貰ったポイントだけでまるまる楽しむことが出来ます。
無料で読める人気作品
男性人気No.1
U-NEXTってどんな特徴があるの?
U-NEXTは、漫画だけでなくアニメやドラマ、映画の視聴も可能です!
そのため、全部『U-NEXTで管理する』人が増えているんです!
映画やアニメは見放題サービスで楽しんで、還元されたポイントで漫画を購入するともっとお得です!
U-NEXTだとこんなにもオトク!
映画やアニメを見るためにVODを登録していて、漫画もよく読んでいるという方は、ダントツでU-NEXTがオススメです。
簡単に図解してみると、このような感じです。
そしてなんと今なら31日間無料で体験が可能となっています!
今すぐ31日間無料で試してみる
いつ終了してしまうか分かりませんので、無料体験できるうちに是非チェックしてみてくださいね♪
33話を読んだ感想
討論会と化したお茶会がどんな展開を見せるかと思いきや、あっさり打ち切られてしまって驚きました。
前回のラストで前王妃やジャクソン伯爵夫人をあれだけ怒らせれば、こうなるのも無理はないでしょう。
自分の意に反することを言われると、すぐにヘソを曲げてしまう所がいかにも年配者っぽくて、つい笑ってしまいますね。
こんな人が国のトップに立つ皇室の重鎮かと思うと本当にガッカリです。
それに引き替え、私の中でウィルフォードの評価は爆上げしました。
「前王妃が反対しても自分は貴女の味方だ」と言ってくれるウィルフォードは、本当に頼もしい人です。
ひょっとすると、綺麗事ばかり述べる前王妃に彼自身もうんざりしていて、自分の思いを代弁してくれたミルドレッドに内心感謝しているのかもしれませんね。
いずれにせよ、困った時にそっと手を差し伸べて支えてくれるウィルフォードは、理想の伴侶と言えるのではないでしょうか。
ミルドレッドとの舌戦を終え、側近のベルン伯爵夫人に自分の主張の正当性を確認する前王妃。
絶対に正しいと確信していた自分の考えが間違っていたことを悟り、衝撃を受ける彼女の表情がとても印象的でした。
幸か不幸か、何不自由なく生きてきた前王妃にとって、選択肢が無いほど追い詰められた人間の気持ちを知る機会は今まで無かったのでしょう。
前王妃の肩書きに固執することなく、素直に自分の過ちを認められる彼女の勇気は立派です。
この分なら、ミルドレッドと素敵な信頼関係を築けることでしょう。
はたして、貴族社会の真実に気づいた前王妃は、再び呼び出したミルドレッドに何を語るのでしょうか?
第34話の続きの展開がとても気になりますね!
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
シンデレラを大切に育てました33話!まとめ
こちらでは33話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ミルドレッドの悩みを聞いたウィルフォードはクスクス笑い、前王妃は寛大な方だからこの程度で誰かを嫌いになることはないと答えた。
- 立腹したジャクソン伯爵夫人がお茶会後にミルドレッドの悪口を言いふらしたため、彼女の悪評はすでに宮廷内に広まってしまっていた。
- ウィルフォードの想いが自分に向いているとは知る由もないミルドレッドは馬車の中で悶々としていた。