ピッコマ独占配信の人気コミック「シンデレラを大切に育てました」。
「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」
こちらでは「シンデレラを大切に育てました52話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
前回のあらすじ
前回は、デビュタントの時に娘たちのドレスを作ってくれた洋裁師ダビナに頼んで、ミルドレッドが前王妃に花飾り付きのドレスをプレゼントしました。
前王妃に社交界で自分達の味方になってもらうのが目的だという話を聞いて、見返りを求めるプレゼントは不健全ではないかと怒り出すアシュリー。
しかしミルドレッドは、互いに相手の望むものを提供し合える人間関係が最も理想的なのだと釈明。
愛する女性に花さえあげられない男は怠け者の証だから、そんな人と結婚してはダメだとアドバイスしました。
その後、ウィルフォードが待っているレストラン・妖精の泉に向かったミルドレッドは、劇場で出会ったエイミーと約束通りの再会を果たします。
エイミーは母の遺した日記を二人の前に差し出しながら、この中にカイルの事は書いていなかったと打ち明けました。
シンデレラを大切に育てました52話のあらすじネタバレ
等価交換
昨日までに2回も読み返してみたものの、母の日記の中にカイルという画家の記述は一切なかったと語るエイミー。
彼女のよそよそしい態度を見れば、この件に自分は関係ないとほのめかしているのが明白でした。
すると、使用人に合図したウィルフォードが、布に覆われた物体をテーブル席の所まで持ってこさせます。
布を取り払った下から出てきたのは、例の肖像画でした。
実物をエイミーに見てもらうため、事前にバンス家の邸から運んできておいたのです。
その肖像画を間近で見たエイミーは、驚きの表情を浮かべて息を呑みます。
「まあ、なんてことでしょう……!この女性は若い頃の母に間違いありませんわ……!」
興奮で手をブルブル震わせながら、額縁の中で優しく微笑むドレス姿の貴婦人に慈愛の眼差しを向けるエイミー。
母が描かれている絵は実家にある家族の肖像画一枚しか残存していないため、今の自分より若い時の母を描いた絵は、エイミーにとってどんな遺物よりも希少価値の高いアイテムなのです。
エイミーの反応を見たミルドレッドはニッコリ微笑み、所有者として最も相応しいエイミーにその肖像画をプレゼントすると告げました。
それを聞いたエイミーは感激の表情を浮かべ、御礼として何か自分に出来る事はないかと尋ねます。
ミルドレッドとウィルフォードは互いに顔を見合わせて微笑むと、その日記を自分達に読ませてほしいと提案しました。
家出少女カイラ
エイミーの母の日記を読ませてもらえる事になったミルドレッド達。
日記を読み進めていくうちに、実家の修繕の都合でエイミーの母が現バンス家の邸に滞在し始めるくだりが登場します。
さらに詳細を読んでいくと、その邸での生活中、エイミーの母がカイラという名の友達の少女と同居していた事が判明しました。
カイラはエイミーの母に宛てた手紙の中で、家族との関係に悩んでいる事を前々から相談していたようですが、彼女が本当に家出してきた事は予想外だった模様。
エイミーの母はひどく驚いたものの、行くあてのない彼女を友達として見捨てる事が出来ず、邸内の小部屋に彼女を匿う事にしたようです。
食べ物を分け与え、街に出かけてカイラの生活用品の調達まで代行してあげたエイミーの母。
こんなに大変な作業だと分かっていたら引き受けるんじゃなかった、という愚痴が日記内に書き留められていたものの、申し訳なさそうにしているカイラの前では怒るに怒れなかったとのこと。
エイミーの母はカイラに頼まれて美術商にも行ったようですが、美術用品に疎くてさっぱり分からなかったという感想も書かれています。
その美術商はいまだに残存している歴史的な施設であり、ウィルフォードは日記を読みながら「今度ご案内しますよ」とミルドレッドに提案しました。
さらに日記を読み進めていくと、実家の修繕が終わってエイミーの母が現バンス家の邸を後にするくだりが登場します。
エイミーの母は無駄に広いだけの古屋敷から脱出できる事をとても喜んでいたようですが、気がかりだったのはカイラの存在。
「家に帰った方が良い」と何度言っても頑として説得に耳を貸そうとしなかったため、いつしかエイミーの母は彼女の前でその話題を出す事を避けるようになったようです。
出発当日、人影のまばらな山荘の鍵を手渡してカイラの前から去って行ったエイミーの母。
その後、エイミーの母はとある貴族と結婚する事になったため、二人の交流はプッツリ途切れてしまったようでした。
カイラにはもっと自分の人生を真剣に考えてほしい。
当時の様子をしたためたくだりは、カイラを心配するエイミーの母の嘆きの言葉で締めくくられていました。
ミルドレッドの推理
日記を読み終えたミルドレッドは、このカイラという少女が画家カイルなのではないかという仮説を思いつきます。
「カイル」と「カイラ」。
名前の音の響きやスペルが酷似していて、全くの他人とは思えなかったのです。
とはいえ、カイラが家出した理由やその後のカイラの事が日記内に全く書かれていないため、確証を持つには至りませんでした。
今のアシュリーと同じくらいの年齢の少女が、実家を飛び出して古屋敷の一室に隠れ住むなんてどれほど心細かっただろう。
当時のカイラの生活に思いを馳せたミルドレッドは、あまりにも残酷な光景に胸を痛めずにいられませんでした。
そして、ミルドレッドの胸中を察したウィルフォードも表情を曇らせ、自分の手を彼女の手にそっと添わせながら気遣いの言葉をかけます。
「カイラがニコルズ男爵夫人のお母様のご友人なら、彼女も貴族の身分であった可能性が高いでしょう たとえ両親と仲違いしても、生活に行き詰まるような事にはならなかったはずです」
優しく微笑むウィルフォードの言葉を聞いて、ミルドレッドは少しだけ救われたような気がしました。
私達でカイラを探そう。
ウィルフォードにそう提案されたミルドレッドは、彼の手を取りながら小さく頷きました。
見えてきた手掛かり
エイミーと別れたミルドレッドは、ウィルフォードの用意してくれた馬車に乗って自宅に向かいます。
その道中、向かいの座席に座ってうたた寝しているウィルフォードの顔を見ながら、ミルドレッドはひそかに思いました。
まだ確信は持てないけれど、カイルの出生を探る手掛かりが見つかった。
もしもカイルの生涯が明らかになれば、業界内での地位が向上し、絵の落札価格にも好結果をもたらすかもしれない。
全ては、ここに居るウィルフォードのおかげ。
このまま彼の親切心に甘え続けるのは、あまりにも自分勝手なのではないだろうか?
せめて、この調査活動がウィルフォードの利益にもなってほしい。
ミルドレッドは馬車の窓から外を眺めながら、漠然と物憂げな気持ちになっていました。
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52話を読んだ感想
プレゼントの価値観を巡って、熱い口論を展開した前回のミルドレッドとアシュリー。
今回は、「互いに相手の望むものを提供しあえる関係が理想的だ」というミルドレッドの考え方が、本当に正しかった事を証明するようなエピソードでしたね。
カイル作の肖像画を何の躊躇いもなくエイミーにプレゼントしたミルドレッドも凄いですが、その御礼として母の形見である日記帳を差し出したエイミーも相当な強者。
これだけ度量の広い女性同士なら、見返りを求めるプレゼントをし合ってもバチは当たらないでしょう。
そして、エイミーの母が遺した日記の中でミルドレッド達が見つけたのは、謎の家出少女カイラの存在。
「カイル」と「カイラ」は音の響きがあまりにも酷似しているため、ミルドレッドの言うように、両者が同一人物である可能性は十分に考えられます。
名前から見て画家カイルは男性だと思っていましたが、ひょっとしたら女性なのかもしれませんね。
何らかの事情があって自分の本名や性別を隠していたのなら、誰もカイルの正体にたどり着けなかった事も頷けます。
男性が牛耳る貴族社会同様、自由なはずの芸術界にも女性蔑視の風潮があったのでしょうか?
いずれにせよ、カイルの意外な素性が判明しそうな様相を呈してきて、この後の展開がますます楽しみになってきました。
はたして、ミルドレッド達はどうやって謎の少女カイラの出生を探っていくのでしょうか?
第53話も見逃せませんね!
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シンデレラを大切に育てました52話!まとめ
こちらでは52話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- エイミーは感激の表情を浮かべ、御礼として何か自分に出来る事はないかと尋ねる。ミルドレッドとウィルフォードは互いに顔を見合わせて微笑むと、その日記を自分達に読ませてほしいと提案した。
- カイラにはもっと自分の人生を真剣に考えてほしい。当時の様子をしたためたくだりは、カイラを心配するエイミーの母の嘆きの言葉で締めくくられていた。
- この調査活動がウィルフォードの利益にもなってほしい。ミルドレッドは馬車の窓から外を眺めながら、漠然と物憂げな気持ちになっているのだった。