「エンドレス離婚」ネタバレ22話！あらすじ・感想を紹介！仕事と家事の両立

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「続きが気になる！」
「主人公はどうなる？！」

こちらでは「エンドレス離婚22話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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エンドレス離婚の前回のあらすじ

前回は、課長の命令を受けた聡が、株式会社VaCe主催の研修会に参加しました。

「男性は家事育児に関わるべきか？」というテーマで参加者同士ディベートをすることになり、聡は顎に無精ひげを生やした怪しい風貌のロン毛の男とペアを組むことになります。

まるで昔の聡のように男目線の身勝手な主張を繰り返す男でしたが、無限ループの中で得た教訓を話す聡の意見を聞いているうちに次第に心を開き始め、二人はすっかり意気投合しました。

研修会が終わりの時間になると、最後にVaCeの金谷社長が閉会の挨拶をするためにステージに登壇します。

そこに現れたのは、さっきまで聡とディベートを交わしていたあのロン毛の男でした。

エンドレス離婚22話のあらすじネタバレ

研修会の成果

VaCeの育児研修会が開催された翌日。
出社した聡は、さっそく課長から研修会のことを尋ねられました。

「優秀な君のことだから、もちろん何か成果はあったんだろう？」

褒めちぎる言葉とは裏腹に、課長はずっと嫌味な笑みを浮かべています。

本心では聡に何も期待しておらず、「優秀」という表現の裏に「どうせ金谷社長とのパイプは作れなかったんだろう？」という皮肉が込められているのは明白でした。

しかし、課長の言葉を聞いた聡はニヤリと笑い、「もちろんですよ」と言い返します。

ディベートで金谷社長とすっかり意気投合した聡は、なんと研修会後に彼と連絡先を交換することに成功していました。

聡は自分のスマホの連絡先に表示されている金谷社長のデータを課長に見せながら、今度二人で飲みに行くことになったと得意げに語ります。

その話を聞いた課長はビックリ仰天。

凡人の聡が変人で有名な金谷社長の心を開けるとは夢にも思っていなかったため、「君が！？」と叫んだきり黙り込んでしまいました。

「君がって……課長が言ったんじゃないですか、『俺なら出来る』って」

聡が皮肉を言い返すと、課長は苦笑いを浮かべながら聡の仕事ぶりを称賛しました。

同室で二人のやり取りを聞いていた同僚たちも、予想外の展開に騒然とせずにいられません。

気まずそうに照れ隠しの咳払いをした課長は、「大変なのはここからだ」と聡に発破をかけました。

我々の最終目的はVaCeの金谷社長と私的に仲良くなることではなく、ビジネスのタッグを組むことだと語る課長。

「もちろん君ならそれも出来るよね？」

再び嫌味な笑顔に変わった課長を前にして、聡は不敵に笑い返しながら「任せてくださいよ」と答えました。

紀子の異変

その数時間後。
自分の席でデスクワークをしていた聡は、勢いに任せて課長相手に見栄を張ってしまったことを大いに後悔していました。

課長や同僚たちを見返してやりたい一心でVaCeとのプロジェクト担当を買って出たところ、業務提携に関する一連の交渉作業まで全て丸投げされてしまったのです。

聡はガックリと肩を落としながら、黙々とノートパソコンのキーボードを叩いてプレゼン資料作成に従事していました。

ちょうどその時、机の上に置いていたスマホのバイブレーションが作動し、紀子からの電話着信を告げます。

一旦仕事を中断した聡は、周りに人がいない別室に移動して電話アプリの応答ボタンを押しました。

すると、何故か受話器の向こうから虎太郎の声が聞こえてきて、今すぐ家に帰ってきてほしいと言い出します。

虎太郎が言うには、紀子が急に熱を出して体調を崩してしまったらしく、子供たちだけではどうにもならないから病院に連れて行ってあげてほしいとのこと。

電話をかけてきた虎太郎の傍には、紀子たちもいるのでしょう。
「いいのよ、虎太郎！大丈夫だから！」と咳き込む紀子の声や、「ママは寝てて！」と怒鳴るきららの叫び声も受話器の向こうからかすかに聞こえてきます。

その様子から只事ではないと判断した聡は、すぐに会社を早退して自宅に向かいました。

俺が踏ん張るしかない

その日の夕方。
病院で診てもらったところ、紀子は季節性の風邪にかかってしまったという診断結果が出ました。

高熱を出した紀子は、聡に体を支えてもらわないと歩くのもままならないほど衰弱しきっています。

こんな体調では、仕事のパートどころか家事もこなせる状況ではありません。

帰路についた紀子はガックリとうなだれながら、夫に迷惑をかけてしまったことをひたすら謝り続けます。

そんな妻の姿を見て心を痛めた聡は、小さくクスッと笑って気丈に振る舞いました。

「ばかだな……俺たちは夫婦なんだ　困った時はお互い様だろ？家のことは俺がなんとかするから、紀子は体を治すことだけ考えてゆっくりしてくれ」

「ごめんなさい……あなた……」

今にも倒れそうな妻の体を抱えて家路についていた聡は、「しばらくの間は俺が踏ん張るしかない」と自分に言い聞かせます。

しかし、それは口でいうほど簡単な作業ではない事は、聡自身が一番よく分かっていました。

今は奇しくもVaCeの件で仕事が忙しくなってきた所。

しかも、妻を病院に連れて行くために早退する聡に対し、相変わらず同僚たちは冷たい視線を向けてきて、彼の立場を理解してくれる者は職場に誰一人いません。

紀子に余計な心配をかけないよう、仕事のことは隠しておかないとな……。
仕事と家庭、どっちを投げ出しても俺は紀子に見放されるんだ……。
二度と離婚なんかするものか……！

聡は歯を食いしばりながら、弱気に傾きそうになる自分を必死に奮い立たせ続けました。

きららの夢

その日の夜。
紀子を連れて自宅に戻った聡は、風邪を引いてしまったママがしばらくお休みしなければならないことを子供たちに伝えました。

「これから家事はパパがメインで～す！」

聡は子供たちに心配をかけないよう明るく振る舞うと、リビングルームで落書き帳に絵を描いて遊んでいたきららを優しく抱き締めて言いました。

「きららもママがやってるお仕事を手伝ってくれよな　良い花嫁修業になるぞ～」

きららはキョトンとした表情を浮かべたまま、聡の言葉に漠然と相槌を打ちます。

そして、困惑した表情を浮かべているのは虎太郎も同じでした。

「俺も家事を手伝うよ」と虎太郎が心配そうに乗り出すと、聡はその言葉を一笑に付してしまいます。

「なんだ、虎太郎　お前、男のくせにお嫁さんになりたいのか～？」

聡は編入試験を間近に控えている虎太郎に対し、「家事はいいから勉強に専念しろ」の一点張りです。

自分だけ家事を手伝わなくて本当に良いのか、虎太郎は大いに戸惑っていました。

「きららー　お風呂を洗ってきてくれー」

「はーい！」

きららがドタドタと足音を立ててバスルームに向かって駆け出すと、その間に聡は紀子を支えながら寝室に連れていきます。

リビングルームに一人残された虎太郎は、ふと何気なくテーブルの上に置かれているきららの落書き帳に目を向けました。

そこには、満面の笑顔でサッカーボールを蹴飛ばして快活に遊ぶきららの自画像が描かれていました。

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22話を読んだ感想

VaCeの金谷社長と首尾よく意気投合できたのも束の間、また新たな難題が聡の前に立ちはだかってきたようですね。

業務提携の話をまとめるために、これから仕事が忙しくなるという最中、なんと紀子が風邪にかかって倒れてしまう事態に。

さすがの聡でも一人で仕事と家事を完璧に両立するのは不可能なので、子供の力を借りることになるでしょう。

子供たちとコミュニケーションをとる良い機会のようにも思えますが、何やらきららが浮かない表情を見せていたのが気になります。

落書き帳に描いていた絵を見る限り、きららは家庭的な作業よりスポーツで思い切り体を動かす方が好きな女の子なのでしょう。

にもかかわらず、聡は平然と彼女に「花嫁修業」と称して家事を手伝わせる始末。

地獄の無限ループを突破してようやく円満な夫婦関係を築けるようになった聡ですが、やはりまだ心のどこかで「家事は女性がやるものだ」という古い価値観が残っているようです。

虎太郎のいじめ問題が解決した次は、きららの子育てが今後のストーリー展開の大きなテーマになりそうですね。

きららはとても優しい子なので、おそらく聡の言うことには素直に従うでしょう。

しかし、「男らしく」とか「女らしく」といった考え方を押し付けることが、彼女の教育にとって良いことなのか非常に疑問です。

はたして、聡はきららの本当の願望に気づいてあげられるのでしょうか？

第23話の展開がとても気になります！

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エンドレス離婚22話！まとめ

こちらでは22話の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。