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「主人公はどうなる?!」
こちらでは「エンドレス離婚37話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
エンドレス離婚の前回のあらすじ
前回は、積もり積もった精神的ストレスにより自宅で気を失ってしまった聡が、そのまま病院に運び込まれました。
聡は病院のベッドの上で目を覚ますと、ゆっくり休んだ方が良いという紀子の言葉を無視して、早々に帰り支度を始めようとします。
育児や仕事の問題をすべて一人で何とかしようとする夫を見かねて、何をそんなに焦っているのかと尋ねる紀子。
その言葉を聞いた聡は「全部お前のせいだろ」と嘲笑し、紀子に許してもらうためには無理してでも足掻くしかないんだと愚痴り出します。
「言ってる事の意味が分からない」と紀子に言われ、台の上に置かれている彼女のカバンを黙って指差す聡。
冊子の間に隠しておいた離婚届が僅かにカバンの中から露出している事に気づいた紀子は、思わず口を押さえて固まってしまいました。
エンドレス離婚37話のあらすじネタバレ
愛ゆえに
聡に離婚届の件を指摘され、慌ててカバンを手で隠す紀子。
両手でカバンを抱えながら「何の事を言ってるのか分からない」とごまかすと、鬼の形相に変わった聡が彼女の手からカバンを力任せに奪い取りました。
妻に「やめて!」と言われても、聡は全く意に介することなく淡々とカバンの中を物色。
そして、後ろから組み付いてきた紀子を乱暴に突き飛ばして転倒させ、自分の胸の中に鬱積していた不満を打ち明け始めます。
家庭内でいろんな問題が起こる度、自分の悪いところを必死に改善してきたのは全て家族のためだった。
家事や育児に奔走して、体はボロボロ。
早退を繰り返すせいで、会社内での評判もガタ落ち。
肉体的にも精神的にも限界な状況であろうと、家族を愛しているからこそ今まで自分は耐えられた。
聡は悔しそうに歯を食いしばりながら、紀子のカバンの中に手を突っ込み、一枚の紙切れを引っ張り出して妻の前に突きつけます。
「それなのに、お前はそんな俺をずっと心の中で見限ってたんだな……!」
聡の手に握られていたのは、紛れもなく本物の離婚届でした。
現物を見せつけられた紀子は何も反論できなくなり、呆然とした表情で黙り込んでしまいます。
見えない答え
「なぁ、教えてくれよ……俺は一体どこから間違ってたんだ?」
離婚届を力なく床の上に落とした聡が、失意の表情で紀子に語りかけ始めました。
どんなに頑張っても、まるで自分の努力をあざ笑うかのように事態が悪化していき、いつまで経っても平和な家庭が実現しない。
そして遂には、「いい子」だと思っていたきららが同級生をいじめている事が発覚してしまった。
その原因が自分にあるのだとしたら、これ以上どうすればいいのか全く見当もつかない。
聡は頭を抱えながら、すがるような思いで自分の悩みを妻に打ち明け続けます。
「あなたは何も悪いことなんてしていない」と懸命に慰める紀子でしたが、話題がきららの事になると、思わず口元を押さえて表情を強張らせてしまいました。
ちょうどその時、病院に連れて来ていた虎太郎ときららたちが、別室から聡の病室に入ってきたところだったのです。
禁断の言葉
そうとは気づかず、きららのいじめ問題を延々と愚痴り続ける聡。
苦しみのあまり、とうとう父親としてあるまじき言葉を口にしてしまいます。
「こんな事になるなら……いっそ子供なんて作るんじゃなかった……」
「あなた!!!」
夫の恨み節を咄嗟に制止しようとした紀子でしたが、時すでに遅し。
病室の入り口に立っていた虎太郎ときららは、父親のひどい暴言を聞いて固まってしまいました。
「……きららは悪い子なの……?きららは……いらない子なの……?」
瞳からポロポロと涙を流しながら、絶望の表情を浮かべるきらら。
まさか自分の発言を子供たちに聞かれているとは夢にも思っていなかった聡は、手で顔を覆ったまま後方によろめいてしまいます。
「違うのよ、きらら!パパとママで言い争いをしてて、言葉のはずみで言っただけなのよ!あんなのパパの本心じゃないの!私達は貴女を愛してるわ!」
愛娘を抱き締めながら、必死に慰め続ける紀子。
けれども、父親に裏切られたきららの悲しみが癒える事は決してありませんでした。
崩壊する岩井家
張り詰めた病室内にきららの痛ましい号泣が響き渡ると、堰を切ったように聡の怒りも我慢の限界を越えてしまいます。
「紀子……なんで子供たちを連れて来てる事を先に言わなかったんだ!?」
眉間にシワを寄せて紀子を睨みつけた聡は、妻への敵意を剥き出しにして責任転嫁。
最初から自分をハメるつもりだったのかとあらぬ被害妄想まで叫び出し、その表情がさらに狂気に歪んでいきます。
「これでまた俺が全部悪くなった!俺のこれまでの努力が全部無駄になって、また俺は一からやり直しじゃないか……!」
自暴自棄の顔つきに変わり、ガックリとその場に崩れ落ちる聡。
そんな父親の情けない姿を、虎太郎はずっと軽蔑の眼差しで見つめていました。
すると、それまできららを抱き締めたまま沈黙を保っていた紀子が、ゆっくりと口を開いて夫に語りかけ始めます。
「あなた……きららが傷ついてるっていうのに、今言う事はそれなの……?」
今まで聞いた事もないようなドスの利いた口調で、強い怒りをあらわにする紀子。
あまりの迫力に圧倒された聡は、激しく取り乱していた混乱から即座に我に返り、3人の前で完全に固まってしまいました。
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37話を読んだ感想
聡の入院をきっかけに、岩井家がとんでもない大ピンチに陥ってしまいましたね。
紀子のカバンの中に入っていた書類は、聡の見間違いでもなんでもなく、やはり本物の離婚届でした。
しかし、聡から問い詰められた際に何も答えなかったところを見ると、紀子側にも何らかの言い分というか特殊な事情がありそうですね。
ひょっとすると、本性寺の無限ループにハマっているのは、聡だけでなく紀子も一緒なのかもしれません。
考えてみれば、初めて本性寺を聡の前に連れて来たのも紀子本人。
なぜカバンの中に離婚届を携帯していたのか、彼女の口から正確な理由を聞きたいところです。
夫婦間の信頼関係がますます揺らいでいく中、感情的になった聡がうっかり口にしてしまった子供達への暴言。
「子供なんていない方が良かった」とは、家族を愛していると豪語する父親として最低の発言でしたね。
虎太郎やきららのいじめ問題で何度も苦労させられてきた経緯があるので、憤りたくなる彼の気持ちはわからないでもありません。
けれども、幼い子供達にとって親は唯一の支え。
そんな存在に見放されたら、彼らの悲しみは想像を絶するほど深刻です。
自分の行動が正しいと信じてきたきららにとっては、なおのことショックだったことでしょう。
客観的に見ていると、聡は「家族愛」という概念をはき違えているような印象を受けます。
家族のために献身的に尽くしていると言いながら、実際には自分の努力の見返りを求めて逆ギレしているだけ。
こんなザマだからこそ、「良い父親」気取りの薄っぺらい本性を紀子に見透かされてしまったのではないでしょうか。
せっかく和解した虎太郎にまで再び見限られてしまい、もはや万事休すの聡。
ここから家族の絆を取り戻す一発逆転のチャンスはあるのでしょうか?
第38話の展開も見逃せません!
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エンドレス離婚37話!まとめ
こちらでは37話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 聡の手に握られていたのは、紛れもなく本物の離婚届。現物を見せつけられた紀子は何も反論できなくなり、呆然とした表情で黙り込んでしまう。
- 病室の入り口に立っていた虎太郎ときららは、父親のひどい暴言を聞いて固まってしまう。瞳からポロポロと涙を流しながら、絶望の表情を浮かべるきらら。
- きららを抱き締めたまま沈黙を保っていた紀子が、ゆっくりと口を開いて夫に語りかけ始める紀子。今まで聞いた事もないようなドスの利いた口調で、強い怒りをあらわにするのだった。