広告で大人気の「エンドレス離婚~もしも結婚生活をやり直せたなら~」。
「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」
こちらでは「エンドレス離婚38話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
エンドレス離婚の前回のあらすじ
前回は、紀子のカバンの中から強引に離婚届を引っ張り出した聡が、自分の怒りをぶちまけ始めました。
「こんなに頑張ってるのに、どうして自分の努力を認めてくれないんだ」と不満を漏らす聡。
きららが同級生をいじめている件を引き合いに出しながら、「こんな事なら子供なんて作るんじゃなかった」と衝撃的な暴言を吐きました。
その時、ちょうど父親の見舞いにやって来た虎太郎ときららがその発言を聞いてしまい、岩井家の信頼関係はもろくも破綻してしまいます。
自暴自棄に陥った聡は、「これで俺の努力は全部水の泡になった」と発狂。
しかし、紀子はそんな夫に対し、「きららを傷つけておいて今言う事がそれなの?」と冷淡に凄み始めました。
エンドレス離婚38話のあらすじネタバレ
謝るべき相手
子供たちの前で大失態を演じてすっかりヤケになっていた聡でしたが、ドスの利いた紀子の叱責で我に返り、自分の情けなさを反省します。
つい感情的になって、自分勝手な言い分を一方的に展開してしまった事を妻に謝る聡。
しかし、それを聞いた紀子はますます怒り出し、「あなたが謝る相手は私じゃないでしょ!」と大声を張り上げました。
愛娘のきららをしっかり抱き締め、夫に背を向けたまま怒気を剥き出しにする紀子。
今まで見たことがないほど険しい雰囲気を醸し出す妻の様子を目の当たりにして、さすがの聡も思わず後ずさりしてしまいました。
離婚届に込められた想い
紀子は床の上に落ちている離婚届を拾い上げると、自分がこの書類を今までカバンの中に忍ばせていた本当の理由について語り出します。
自分勝手だった聡が家族のために変わろうとしてくれているのは、長年一緒に暮らしてきた妻として本当に嬉しかった。
変わり始めた夫との新生活に喜びを感じていたのは確かだけれども、その一方で何故か離婚届を完全に手放せない自分がいたのも事実だった。
たとえ聡が身も心もやつれるような辛い努力を重ねてきたと主張しようと、自分にとっては「まだ」1か月しか経っていない。
何年間も本音を我慢して諦めて抑え付けて生きてきたのに、「たった1か月」そこら努力した程度の相手を完全に信用できるわけがない。
その躊躇いが心の中にこびりついていたからこそ、紀子はカバンの中の離婚届を捨てきれずにいたのです。
そして今日、その警戒心が正しかった事が証明されてしまう事に。
紀子は手に取った離婚届を聡の前に叩きつけると、そのまま二度と振り返ることなく、虎太郎ときららを連れて聡の前から去って行きました。
3人の家族がいなくなり、一人きりになった薄暗い病室。
聡は床の上にしゃがみ込んだまま、静まり返った室内で身動き一つとれずにいました。
自業自得
医師の診察を終えて退院許可を得た聡は、失意の表情でうつむきながら帰り道をトボトボと歩いていました。
岩井家の自宅に戻り、ポケットの中の鍵を玄関の扉の鍵穴に差し込む聡。
カシャンという乾いた音と共に鍵が外れると、いつもより重く感じる扉を開けて室内に入ろうとしました。
しかし、中に足を踏み入れようとした瞬間、開いた扉の隙間から異様なものが飛び出してきます。
「……ご家族なら先ほど出ていかれましたよ……残念でしたねぇ……」
なんと、家の中に先回りしていた本性寺が、不気味な笑みを浮かべながら聡の前に顔を近づけてきたのです。
ニタニタ笑いながら、聡の帰宅が間に合わなかった事を嘲笑する本性寺。
頭に血が上った聡はワナワナと体を震わせると、鬼の形相で本性寺の襟首を掴んで食って掛かりました。
「笑ってんじゃねぇよ……!お前は一体何がしたいんだ!?俺の家庭をメチャクチャにしやがって!何が楽しいんだ!?」
聡に首を絞められながら壁際に追いやられても、本性寺は薄笑いを浮かべたまま一切抵抗しようとしません。
かすれた声で、自分は「やり直し」の手伝いをしているに過ぎないと主張します。
この結果は全て、聡本人の行動によってもたらされたもの。
口ではどんなに「家族を愛している」と言ったところで、所詮自分の事しか考えていない人間にはこれが限界なのだ、と本性寺は断じます。
「もう諦めましょうよ……やり直したって意味がないんですから……」
正論を言われた聡の胸中に猛烈な怒りが込み上げ、憎悪の念が聡を突き動かします。
完全にキレてしまった聡は本性寺の首を絞める両手にさらに力を入れ、そのまま相手の生命を奪おうとしました。
6周目のループへ
その時、後方から駆け寄ってきた人物がいきなり聡を羽交い締めにして、二人を強引に引き剥がしました。
「何やってんだ、バカ野郎!!!死んじまうぞ!!!」
そこに立っていたのは、なんと金谷社長でした。
金谷社長は顔を真っ赤にしながら、落ち着いて冷静に考えるよう聡への説得を試みます。
たとえ本性寺の命を奪ったところで、事態は何も好転しない。
今のお前は、家族への愛情ではなく憎しみに支配されて動いているだけだ。
金谷社長に叱責された聡は「うるせぇ!」と怒鳴ると、彼を突き飛ばして二人に背を向けました。
「失敗したくせに、俺に偉そうに説教すんな!俺はまだやり直せる!そうだ!この結末だって、またやり直せばいくらでも変えられる!」
病院で紀子から突きつけられた離婚届をポケットの中から取り出し、夕日に向かって高々とかざす聡。
書面の端からかすかに漏れる橙色の光は、まるで自分を救いの道へといざなう神の後光のように映りました。
「待て!聡!」
金谷社長が懸命に止めるのも聞かず、聡は全力で離婚届を真っ二つに破り捨てます。
6周目のループに突入すれば、今度こそ紀子たちと幸せな家庭を築ける。
全てを失った聡には、もはや最後の賭けに出るしか道が残されていませんでした。
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38話を読んだ感想
どうにかして家族と仲直りする展開に期待していましたが、病室で聡が吐いた暴言はあまりにも致命的だったようですね。
妻や子供たちからの信頼を得るため、この1か月間死にものぐるいで孤軍奮闘してきた聡。
そんな彼の努力を「たった1か月」と断じて去って行った紀子の言動に、思わず圧倒されてしまいました。
自分は何年間も耐え続けてきたのに、たった1か月我慢したくらいで信用できるわけがない。
これを言われてしまったら、もはや返す言葉がありません。
きっと、紀子がカバンの中に忍ばせていた離婚届は、彼女の「迷い」そのものだったのでしょう。
夫を信じてあげたい気持ちと信じきれない気持ちの狭間で惑いながら過ごす生活は、紀子にとってさぞ不安だったはず。
自分だけが辛い思いをしていると勘違いしていた聡も、実際には妻もずっと水面下で悩み続けていた事実を知って目が覚めたのではないでしょうか。
やはり、人と人とが堅固な信頼関係を築くのは簡単な事ではないと痛切に思い知らされました。
5周目のループで虎太郎のいじめ問題を解決し、どうにか平穏な家庭を築き上げた聡。
しかし、今度は娘のきららがいじめの加害者になってしまった問題で遂に我慢の限界に達し、またしても紀子に見限られてバッドエンドの結末に。
案の定6周目のループに突入する展開になりそうですが、何やらいつもと違う不穏な雰囲気が漂っているのが気になります。
金谷社長が無限ループ能力を使えなくなったのは、確か128周した後のはず。
ひょっとしたら、本性寺の無限ループ発動には「回数」ではなく別の条件が存在するのかもしれませんね。
はたして、聡は無事に6周目のループに挑戦できるのでしょうか?
第39話の展開も要チェックです!
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エンドレス離婚38話!まとめ
こちらでは38話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 今まで見たことがないほど険しい雰囲気を醸し出す妻の様子を目の当たりにして、さすがの聡も思わず後ずさりしてしまう。
- 離婚届を持っていた理由を語り始める紀子。そして紀子は手に取った離婚届を聡の前に叩きつけると、そのまま二度と振り返ることなく、虎太郎ときららを連れて聡の前から去って行く。
- 金谷社長が懸命に止めるのも聞かず、聡は全力で離婚届を真っ二つに破り捨てる。6周目のループに突入すれば、今度こそ紀子たちと幸せな家庭を築ける。全てを失った聡には、もはや最後の賭けに出るしか道が残されていないのだった。