ピッコマ独占配信の人気コミック「影の皇妃」。
「続きが気になる!」
「エレナはどうなる?」
こちらでは「影の皇妃22話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
前回のあらすじ
前回は、リアブリックの策略を無視したエレナが、直属の護衛騎士としてフューレルバードを指名しました。
他の優秀な騎士を差し置いて何の実績もない若者を選んだ理由をジェームスに聞かれ、「彼がイケメンだからです」と臆面もなく答えるエレナ。
公衆の面前でベロニカ公女の品格を落とすような言動を繰り返す彼女を見て、リアブリックの怒りは限界を突破しました。
自室に戻り、フューレルバードを傍に従えて優雅なひと時を楽しむ中、リアブリックが部屋にやってくる気配を察したエレナは一旦彼を退室させます。
彼と入れ違うようにして、エレナの部屋に乗り込んできたリアブリック。
彼女と二人きりになったエレナは、「彼があまりにもカッコよかったから、つい魔が差してしまった」と泣きながら土下座をして許しを請いました。
「どんな罰でも受ける」とエレナが懸命に謝り続けると、目を血走らせたリアブリックは意外な反応を見せました。
影の皇妃22話のネタバレ
悪魔の笑顔
エレナが恐る恐る顔を上げると、そこには優しい微笑みをたたえたリアブリックが立っていました。
てっきりいつものように怒り狂っていると思っていたエレナは困惑し、言葉を失ってしまいます。
「公女様は悪くありません 騎士を選ぶ権利は公女様にあるのですから」
リアブリックはニコニコしながらエレナの肩に手を置き、「私は公女様の意見を尊重するので気にしないでください」と慰め続けました。
エレナは安堵の表情を浮かべ、もう二度と勝手な行動はしないと約束します。
その途端、リアブリックがいきなり物凄い力で彼女の肩を掴み、「ぜひそうしてください」と静かにつぶやきました。
「そうすれば、マリアナ群島にいるご両親の心配もしなくて済みますから」
突然両親の話題を持ち出されたエレナは動揺し、体を震わせて怯える演技をしました。
リアブリックは彼女の手を強く握りしめると、「騎士のことはもういいので、生誕の宴でヘマをしないよう入念に準備をしてください」と囁きます。
氷のような冷たい眼差しを向け、今度は両親を脅迫の道具に使ってきたリアブリック。
エレナは心の中で、それでこそ大公家の悪女だとほくそ笑みました。
3つの注意点
生誕の宴の前日。
エレナは自室にて、明日のパーティーに着て行くドレスの試着をしていました。
仕立屋ルセンに作らせた黄金のドレスをまとったエレナは、満面の笑顔でポーズをとります。
全身に最高級の装飾品を散りばめたドレスは、光を反射してまぶしいほど強烈に輝いています。
ドレスの感想を聞かれると、リアブリックは無表情のまま「とんでもなく華やかですね……」と愚痴をこぼしました。
一つ溜め息をついたリアブリックは、「そのドレスを着て行くのは別の機会にしましょう」とエレナに伝えます。
生誕の宴はフリードリヒ大公家の初代当主を敬う場であり、華やかに着飾っていくのはふさわしくない。
そう説明したリアブリックは質素なデザインの別のドレスを着させ、エレナにマウントを取ります。
「よくお似合いですよ 宴の主役になれること間違いなしです」
何の感情も籠っていない彼女の表情を見れば、その言葉が見え透いたお世辞であることはバレバレでした。
するとリアブリックは真剣な表情に変わり、明日の生誕の宴で絶対に厳守すべき3つの注意点を伝えると言い出します。
一つ目は、他の参加者との会話を極力避けること。
宴には数多くの貴族が参加するため、うかつな発言によってベロニカ公女が偽物であることを悟られないようにすることが目的です。
二つ目は、単独行動をしないこと。
ベロニカ公女の私物を交換したり、直属の騎士を自分で選んだりするような勝手なことをして、私を困らせないようにとリアブリックは忠告します。
そして三つ目は、レン・バスタージュに警戒すること。
彼は危険人物なので絶対に関わらないようにとエレナに念押しします。
おとなしくリアブリックの話に聞き従っていたエレナは、「三つ目の注意点だけは私も同感ね」と心の中でつぶやきました。
これら3つの注意点を必ず肝に銘じておくこと。
さもなければ、たった一つの失敗で全てを失うことになる。
リアブリックはエレナに鋭い眼光を飛ばし、強烈なプレッシャーをかけました。
底が見えないお方
その日の夕方。
自室の窓から外を見ていたエレナの目に、明日の宴に参加するためにやって来た貴族たちの馬車が映ります。
あの馬車の行列を見てどう思うかと尋ねると、護衛騎士のフューレルバードは冷静な表情のまま、「帝国には貴族が多いなと思いました」と子供のような答えを返します。
その返事を聞いたエレナは彼の意見に同意し、クスクスと無邪気に笑います。
とても大公家の公女とは思えない彼女の気さくな言動をジッと見ていたフューレルバードは、「公女殿下は底の見えないお方ですね」と不思議そうにつぶやきました。
傍に仕えていても何を考えているのか全く分からない、とエレナを皮肉るフューレルバード。
それを聞いたエレナは、「それは良かったわ 分かりやすいレディなんて魅力に欠けるもの」とニコニコ微笑みます。
エレナはスイーツを食べながら、レン・バスタージュという男を知っているかと尋ねました。
フューレルバードは小さくうなずき、「大公家から独立した傍系・バスタージュ家の後継者だと伺っています」と答えます。
顔をしかめたエレナは、レンという男は物凄く無礼で生意気なチンピラだと愚痴をこぼしました。
「そして、その男が間もなく私に会いに来ます 彼がどんな失礼な態度をとっても、決して二人の会話に割り込まないでください」
エレナはフューレルバードにそう指示すると、意味深な笑みを浮かべました。
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22話を読んだ感想
ローレンツを護衛騎士につかせてエレナの行動を見張らせる計画が破綻し、怒りに震えるリアブリック。
部屋に乗り込んで来た彼女が一体どんな反応を見せるのかと注目していましたが、ニコニコ笑っている姿が不気味過ぎてドン引きしてしまいました。
きっとリアブリックは本気でキレると、頭に血が上るどころか逆に冷静になるタイプなのでしょうね。
大声で怒鳴られるより遥かに怖く、得体の知れない圧迫感を覚えました。
両親はエレナの計画によって東方のベシリア帝国に逃げたので、マリアナ群島に両親がいるというリアブリックの話は十中八九ハッタリでしょう。
それでも、自分の行動によって自分以外の人間に不利益が及ぶかもしれないと示唆されるだけで、精神的に圧倒されてしまいます。
エレナとリアブリックの壮絶な心理戦は、まだまだこの先も続きそうですね。
生誕の宴を前日に控え、自室内でのんきに談笑するエレナとフューレルバード。
二人のほのぼのとしたやり取りを見ていると、乾いた砂漠地帯の中でオアシスを見つけたような安心感を覚えます。
きっと彼女にとってフューレルバードと過ごす時間は、四面楚歌の環境で唯一息抜きできるかけがえのないものなのでしょう。
平民上がりの彼なら、全く気取った所を見せないエレナの姿に共感を覚えたはず。
今後二人の関係がどんな風に発展していくのか楽しみです。
前世では、自分が偽ベロニカであることを一目でレンに見抜かれてしまったエレナ。
はたして今回は、彼の目を欺く秘策があるのでしょうか?
第23話の続きの展開がとても気になりますね!
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影の皇妃22話!まとめ
こちらでは22話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 氷のような冷たい眼差しを向け、今度は両親を脅迫の道具に使ってきたリアブリックに対して、エレナは心の中で、それでこそ大公家の悪女だとほくそ笑んでいた。
- リアブリックは真剣な表情で、明日の生誕の宴で絶対に厳守すべき3つの注意点を伝えると言い出した。
- エレナはフューレルバードに指示を出し、意味深な笑みを浮かべた。