ピッコマ独占配信の人気コミック「影の皇妃」。
「続きが気になる!」
「エレナはどうなる?」
こちらでは「影の皇妃23話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
前回のあらすじ
前回は、ローレンツ以外の人間を勝手に護衛騎士に選任したエレナに対し、リアブリックが穏やかな笑顔を浮かべて「公女様の意思を尊重します」と言い出しました。
怒り狂うと予想していたエレナは、肩透かしを食らって驚愕。
するとリアブリックは、これ以上自分に逆らうと両親の身に危険が及ぶことをほのめかし、淡々とした口調でエレナに脅しをかけて去って行きました。
そして、生誕の宴の前日になり、公女室でフューレルバードと談笑するエレナ。
間もなくレンが自分に会うためにやって来ることを把握している彼女は、レンが自分に対してどんな無礼な態度をとっても静観するようにとフューレルバードに伝えました。
影の皇妃23話のネタバレ
エレナの切り札
帝国の騎士にとって、忠誠を誓った主君を命がけで守ることは自分の存在意義にも等しい使命です。
にもかかわらず、レンという男が主君に対してどんな無作法な振る舞いをしても絶対に手を出すなと言われることは、大きな矛盾を感じる話でした。
困惑したフューレルバードは、「それは命令でしょうか?」とエレナに確認します。
エレナは穏やかに微笑みながら、「ええ」と返答。
フューレルバードは戸惑いの表情を浮かべつつも、「承知しました」とつぶやいてお辞儀しました。
バスタージュ家の後継者であるレンは、水面下でフリードリヒ大公家の壊滅を目論む超危険人物。
性格が凶暴な上に武術の実力もずば抜けていて、二人がかち合えばおおごとになってしまうのは明らかです。
ローレンツを差し置いて自分の直属の騎士に選んだフューレルバードは、紛れもなくエレナにとって最大の切り札。
後に帝国三剣の一人に挙げられるほどの剣術の天才ながら、今はまだ無名の新人騎士に過ぎません。
レンを含め、大公家の人々に彼の才能を悟られないよう、フューレルバードの存在をしばらく秘密にしておきたいという狙いがありました。
やって来た狂犬
その翌日。
フリードリヒ大公家の初代当主・ロゼルト公爵生誕の宴当日の朝がやってきました。
この宴は大公家主催の行事の中で最も盛大なイベントであり、館の敷地内にはすでに多くの貴族が集結しています。
病気療養中だったベロニカ公女が久々に社交界に復帰するとあって、今回の宴の注目度がひときわ高まっています。
トレイに食器を乗せて邸内の廊下を歩いていた二人のメイドは、楽しげに噂話をしながら仕事に従事していました。
その時、貴族の礼服に身を包んだ見慣れない男が二人のメイドとすれ違います。
「部外者は立入禁止なのに……」と一人のメイドが小声で懸念すると、「関係者の貴族じゃない?」ともう一人のメイドがつぶやきます。
その男はどう見ても品格ある大公家の知り合いとは思えないほどガサツな雰囲気を漂わせていたため、メイドは「不良じゃないの?」とクスクス笑いながら彼の悪口を囁きました。
メイドたちの陰口を聞いた男はその場に立ち止まり、ゆっくり振り返りながら彼女たちに言いました。
「気になるなら本人に直接聞けよ コソコソしてる奴を見てるとイラつくんだよ」
ボサボサのヘアースタイルで薄笑いを浮かべながら、メイド達に冷たい視線を向ける長身の男。
そこには、リアブリックですら一目置いているレン・バスタージュが立っていました。
報復
レンに睨まれたメイド達は顔面蒼白になり、「すみませんでした!」と叫んで頭を下げます。
その瞬間、陰口を叩いていたメイドに対してレンが足払いをかけ、転倒したメイドがトレイと食器を落としてしまいます。
レンはニヤニヤ笑いながらその様子を見下ろし、「俺はすごく傷ついたんだよ そんな薄っぺらい謝罪で済むと思ってんのか?」と威圧しました。
二人のメイドはその場で土下座し、震えながら許しを請い続けます。
するとレンは陰口を叩いていたメイドの前にしゃがみ込み、「だったら『おじ様はクソ野郎です』って言ってみな」と命令しました。
涙目になっているメイドはひどく混乱し、彼の指示通りに「おじ様はクソ野郎……」と小声で言います。
そのセリフを聞いたレンはニコッと微笑み、「召使いにしては物分かりが良いな」とつぶやいて彼女たちの無礼を許しました。
メイド達は血相を変えて立ち上がると、落としたトレイと食器を拾い集めてすぐにその場から立ち去ろうとしました。
レンはそんな彼女たちに向かって、「ちなみに今お前が言った『おじ様』ってのは、ここの主のことだぜ」と暴露します。
「お前は今フリードリヒ大公のことをクソ野郎呼ばわりしたわけだ 召使いがそんな口をきいて良いのか?」
レンの言葉を聞いたメイド達は血の気の失せた顔で立ち尽くし、その場にトレイと食器を落としてしまいました。
二人のメイド達に背を向けると、レンは満足げな表情を浮かべて悠然とその場を立ち去りました。
氷の騎士VS荒野の狼
邸内を闊歩していたレンはベロニカ公女の部屋の前に立つと歩みを止め、ゆっくりと扉の取っ手に手を伸ばしました。
すると、扉の横に立っていたフューレルバードが彼の手を制し、「申し訳ありませんが、身分を明かしていただけなければここを通すことは出来ません」と告げます。
レンはイラっとした表情を浮かべ、「俺はお前みたいな奴が目も合わせられないほど偉い御方だ」と言い返しました。
その言葉を無視したフューレルバードは、淡々とした口調で「身分を明かしてください」と再び要求します。
次の瞬間、カッとなったレンがフューレルバードの顔面をいきなり右拳で殴りつけ、「喧嘩売ってんのか?てめぇ」と声を荒げました。
殴られたフューレルバードはゆっくりとレンに向き直り、鋭い眼光を飛ばしながら「身分を明かすまで通しません」と言い続けます。
彼の生意気な態度を見て完全にキレてしまったレンは、大きく振りかぶった左拳を相手の顔面に向かって放ちます。
しかし、フューレルバードはその拳を右手で受け止め、レンの攻撃を軽々と防いでみせました。
単なる優男にしか見えない兵士が予想以上に高い戦闘能力を持っていることに気づき、レンは嬉しそうな笑みを浮かべます。
「そんなに俺が誰か知りたいのか?俺を倒せたら名前くらいは教えてやるよ!」
フューレルバードの手を振り払ったレンは、目に殺気を宿らせて戦闘態勢に入りました。
その時、ベロニカ公女の部屋の扉が勢いよく開き、中からエレナが飛び出してきます。
「フューレルバード卿、下がりなさい」
二人の戦いに割って入ったエレナは、いつになく真剣な顔つきで公女の威厳を放っていました。
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23話を読んだ感想
ついにフリードリヒ大公家に乗り込んできたレン。
彼の悪態を見て、リアブリックが「彼に関わるな」と言った理由がよく分かりました。
武術の心得のある人間には、2種類の人種がいます。
一つは、自分より強い相手と戦うことに喜びを見出すタイプ。
もう一つは、自分より弱い相手を屈服させて悦に浸るタイプ。
レンはどう見ても後者の男ですね。
自分に逆らえないことが分かっているメイドに対してまで容赦なく陰湿な制裁を加えるレンの言動を見て、完全にドン引きしてしまいました。
リアブリック達に勝るとも劣らない鬼畜の所業。
大公家の関係者には外道が多すぎてウンザリします。
フリードリヒ大公に恨みを抱いている彼を味方に引き入れれば強力な仲間になると思っていましたが、この分ではとても信頼できるパートナーにはなりそうもありません。
彼に天下を取らせないよう、レンの行動にも注意が必要ですね。
氷の騎士の異名を持つフューレルバードと、荒野の狼レン。
後に帝国三剣に数え上げられるほどの実力者二人が本気でやり合えば、どちらも無傷では済まないでしょう。
とっさにエレナが止めたものの、執念深い性格のレンに目を付けられてしまったようなので、いずれ二人はどこかで再戦するような気がします。
帝国トップクラスの剣士が激突したらどうなってしまうのか、ライバル的な関係にある二人の今後の展開が楽しみですね。
前世ではレンに自分が偽物のベロニカ公女であることを一発で看破されてしまったエレナ。
はたして、今回は彼を欺く秘策があるのでしょうか?
続きの第24話を読むのが今から楽しみです。
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影の皇妃23話!まとめ
こちらでは23話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- レンを含め、大公家の人々に彼の才能を悟られないよう、フューレルバードの存在をしばらく秘密にしておきたいという狙いがあった。
- フリードリヒ大公家の初代当主・ロゼルト公爵生誕の宴にレンが来た。
- フューレルバードの手を振り払ったレンは、目に殺気を宿らせて戦闘態勢に入ったが、エレナが真剣な顔で止めに入った。