ピッコマ独占配信の人気コミック「影の皇妃」。
「続きが気になる!」
「エレナはどうなる?」
こちらでは「影の皇妃25話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
前回のあらすじ
前回は、フューレルバードとレンの争いを止めたエレナが、レンを室内に招き入れ初対峙に臨みました。
前世で自分が偽ベロニカだと見抜かれてしまったのは、本物のベロニカ公女の右耳の後ろにある小さな傷跡が原因だったと勘付いていたエレナ。
あらかじめ自分の体にも同じ箇所に傷をつけておいたため、今回は何とか彼の目を欺くことに成功します。
公女室を出て邸内の廊下を一人で歩いていたレンは、なおもベロニカ公女への疑念をくすぶらせながら、フリードリヒ大公家への強い敵意を燃やし続けていました。
影の皇妃25話のネタバレ
いざ、式典の場へ
2階席から生誕の宴の会場を見つめていたエレナの目に、フランツェ大公の姿が映ります。
自分をベロニカ公女の影武者に仕立て上げ、用が済んだら無慈悲に始末する邪悪な権力者。
エレナは他の貴族達と和やかに談笑している彼の姿を見て、「せいぜい今のうちに笑っていれば良いわ」と静かに闘志を燃やしていました。
ちょうどその時、室内にやって来たリアブリックが、もうすぐ祝辞の時間であることを告げます。
これまでずっと大公家の身内の前で生活してきたエレナが、初めて外部の人間に姿を見せる時。
エレナはわざと大げさに体を震わせながら、極度に緊張している風を装いました。
そんな彼女の姿を見ていたリアブリックは、何かあれば自分が助けに入るので緊張しなくて良いと声をかけます。
「ありがとう!頼りになるわ」
エレナは作り笑いを浮かべて無垢な少女を演じつつ、会場に向かってゆっくりと歩き出しました。
仮面舞踏会
「ベロニカ公女様がお見えです」
会場に現れたエレナが一同に向かって優しく微笑みかけると、それまで思い思いの時間を過ごしていた貴族達が一斉に彼女の姿に目を奪われます。
質素なドレスをまとっていても、彼女の輝くような美貌は隠しきれません。
優雅な歩調には公女ならではの気品が漂っていて、あまりの美しさに息を呑んだ貴族達が思わず拍手を送り始めました。
「来たかベロニカ」
フランツェ大公はニコニコ微笑みながらエレナの到着を喜び、彼女に手を差し出して祝辞の場に案内します。
エレナには一瞬彼の手が、自分を地獄に引きずり込もうとする悪魔の手に見えました。
大勢の参加者たちの手前、実の親子のように振る舞い続けるエレナとフランツェ大公。
素顔を晒しながらも心の中では全く別の計画を隠し持っている自分達の姿は、まるで仮面舞踏会のようだとエレナは考えていました。
フランツェ大公はエレナを伴いながら満面の笑顔で一同の前に立ち、愛娘と共にこの日を迎えられることへの感謝を述べます。
「ロゼルト公爵に乾杯!」
大公の音頭によって参加者たちが一斉に杯を高々と掲げると、会場内は和やかな雰囲気に包まれました。
令嬢たちとの語らい
祝辞が終わると、フランツェ大公はエレナに向かって「まだ体が本調子ではないのだから無理をしないように」と告げます。
一見優しい気遣いのように思える言葉の裏に、「偽ベロニカであることを悟られないよう余計な事をするな」という遠回しの脅しが含まれていることは一目瞭然でした。
エレナは作り笑いで「分かりました」と応じ、フランツェ大公の傍を離れます。
ここからは私だけの時間よ……。
微笑を浮かべたエレナはホール内を歩きながら、自分にピッタリ張り付いてくるリアブリックの監視の目を引き離すために、貴族令嬢達との会話に臨みました。
エレナに羨望の眼差しをおくっていた一人の少女が、「お目にかかれて光栄です」と言いながらうやうやしくお辞儀します。
その少女は、ウィリアムズ伯爵家の令嬢であるセリーヌ・ウィリアムズ。
公女とは初対面の間柄でしたが、エレナは「聞いていたより何倍もお美しいわ」とお世辞を言って和やかに談笑します。
セリーヌの隣に立っていたデイジーは、「しばらく見ないうちにますますお綺麗になられましたね」と微笑みながら、公女との久し振りの再会を祝福。
そのやり取りをずっと横で眺めていたリアブリックは、ベロニカ公女として全く問題なく対話を成立させているエレナの振る舞いに心の中で感心していました。
しかし、デイジーが話題を変えた途端、その場の空気が一変します。
「公女殿下が以前おっしゃっていた庭園のお話を聞かせてください」と話を振られたエレナは、何のことか分からず言葉に詰まってしまいました。
すると、横に立っていたリアブリックがすかさず二人の会話に割り込みます。
「ご令嬢 公女殿下はご記憶にないと仰っているのです しつこく話しかけるのは失礼ですよ」
威圧的な態度でリアブリックに凄まれたデイジーは、困惑の表情を浮かべて固まってしまいました。
宿命のライバル・アヴェラ登場
険悪な雰囲気になる中、急に後方から近付いてきた一人の女性が、屈託のない笑顔でエレナに話しかけてきました。
「ベロニカさん!お久しぶりです!」
エレナが振り返ると、そこには爽やかな色気を醸し出すホワイトブロンドヘアーの美女が立っていました。
彼女は、帝国4大名家の一つラインハルト家の長女アヴェラ。
政治能力に長けた父親の遺伝子を強く受け継いでいる令嬢で、ベロニカが不在にしていた2年間のうちに彼女と親しかった令嬢たちを一人残らず自分の味方に付けてしまうほどずる賢い性格の持ち主。
後に皇太子妃の最終候補に選ばれ、ベロニカと熾烈な派閥争いを繰り広げることになる宿命のライバルなのです。
アヴェラはニコニコ微笑みながらエレナの手を取り、病気療養中のベロニカ公女のことをずっと心配していたと言います。
同じようにニコニコ微笑みながら、アヴェラの手を取って感謝の言葉を伝えるエレナ。
しかし、和やかな表情とは裏腹に、二人は物凄い力で相手の手を握り潰そうとしていて、水面下で激しく火花を散らしていました。
「これからはたくさん会えますか?ベロニカさん」
「もちろんです!」
その返答を聞いたアヴェラは「良かった」とつぶやきながら不敵に笑うと、「紹介したいご令嬢がたくさんいるんです」と言って自分の味方の令嬢たちを見せつけます。
人脈の広さを得意げにひけらかしてマウントを取ろうとするアヴェラを見て、エレナは心の中で彼女の幼稚な振る舞いを嘲笑せずにいられませんでした。
乱入者
エレナとアヴェラがニコニコ笑いながら腹の探り合いトークを展開していると、急に会場内が騒がしくなり始めました。
「どっか行けよ、ブスども」
暴言を吐いた男が、周りの令嬢たちを平然と突き飛ばしながらホールの中央に歩み寄ってきます。
その男は、バスタージュ家の後継者・レンでした。
レンはエレナ達の前に立つと、「楽しそうだから俺も仲間に入れてくれよ」と言ってニヤリと笑います。
さっきまでニコニコ笑っていたアヴェラは、レンの雰囲気に圧倒されて思わず顔を強張らせ、その場から逃げるようにして立ち去ってしまいます。
「何だよ、行っちまうのか?」
蜘蛛の子を散らすようにして次々と去って行く令嬢たちを眺めていたレンは、腕組みしながらゲラゲラと笑い出しました。
「まさか、お前まで逃げたりしないよな?ベロニカ」
エレナの方に向き直ったレンが、鋭い眼光を飛ばしてきます。
予期せぬ乱入者によって宴の会場があっという間に張り詰めた空気になる中、エレナは毅然とした態度でレンと睨み合っていました。
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25話を読んだ感想
当初からエレナが最初の山場だと位置づけていた生誕の宴は、数々の人物の登場によって意外な方向に展開し始めてきました。
今回新たに登場したアヴェラは、フランツェ大公やリアブリックなどの復讐ターゲットとは毛色の異なる敵キャラ。
公女サイドの令嬢たちを自分の味方に引き入れてベロニカの力を削いでいく陰湿な手口には、スクールカーストの頂点に君臨している女帝のような貫禄がみなぎっています。
ベロニカ公女への敵対意識が見え見えで、ニコニコ笑いながらエレナの手を思い切り掴む仕草を見て思わず笑ってしまいました。
裏表の激しいアヴェラの性格は、まさに貴族社会の象徴。
今後のストーリー展開にも大きく絡んできそうなキャラなので、エレナとアヴェラの派閥争いの行方も楽しみになってきました。
そんな中、またしてもエレナの前に姿を現したレン・バスタージュ。
エレナの機転によって偽ベロニカであることを見抜かれずには済んだものの、依然として彼の中で疑念は払拭されておらず、しつこく食い下がってきたようです。
デイジー達に対しては強気の姿勢で接していたリアブリックが、レンを見てかすかに冷や汗をかいていたのが印象的でした。
レンは、リアブリックをして「絶対に関わるな」と言わしめるほどの超危険人物。
フリードリヒ大公家の転覆を目論んでいることは把握しているでしょうから、フランツェ大公らがレンに対してどう動くか見ものです。
はたして、レンは何をしにエレナの前にやって来たのでしょうか?
第26話の続きを読むのが今から楽しみです。
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影の皇妃25話!まとめ
こちらでは25話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- フランツェ大公はエレナを伴いながら満面の笑顔で一同の前に立ち、愛娘と共にこの日を迎えられることへの感謝を述べた。
- 後に皇太子妃の最終候補に選ばれ、ベロニカと熾烈な派閥争いを繰り広げることになる宿命のライバル「アヴェラ」が顔を見せる。
- バスタージュ家の後継者・レンが会場に乱入する。