めちゃコミ独占配信中の人気コミック「皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～」。
ウィリアムに渡した数式は不完全なものだった？エリサの要求とは？
「続きが気になる！」
「主人公はどうなる？！」
こちらでは、10話のあらすじと感想をお伝えします。
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目次
前話あらすじ
レオンやアセンシオと過ごす大切な時間を守るため、ウィリアムのもとへ乗り込んだ
エリサ。
子供たちの安全と引き換えに高度な魔法数式を手渡したかに見えたエリサでしたが、その数式のせいでウィリアムは吐血してしまう事に…。
皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～10話あらすじ・ネタバレ
「前金」と「残金」
エリサが手渡した数式を発動し、初めてそれが不完全なものだったと気づいたウィリアム。
咳き込みながら“どういうことだ”とエリサを睨みつけるウィリアムに、エリサは“先生を騙したつもりはありません”と言ってのけます。
それもそのはずで、エリサがウィリアムに手渡した数式は完全なものの半分。
エリサは前金のつもりで数式を半分手渡したのですが、ウィリアムがそれに気づかず魔法を発動させてしまったのです。
それに気づいたウィリアムがなぜ数式を半分しかよこさなかったんだとエリサを責めますが、エリサは“当たり前に契約をかわそうとしただけです”と答えるのでした。
どんな契約でも前金と残金に分けて支払うのが当然で、ウィリアムには前金を支払ったに過ぎないというエリサ。
エリサが支払った前金は、“魔塔使いに誇れる魔法数式”、“８クラスに至る手掛かりとなる魔法理論”でした。
しかし、ウィリアムはエリサを信用しないあまり“前金”を持ち逃げしようとしていたのです。
その事をエリサに指摘され、忌々しそうに“お前が残りをちゃんと渡す保証はあるのか”とエリサを睨みつけるウィリアム。
しかし、エリサは怯まず“そんな事をして、子供たちをわざわざ危険にさらすつもりはありません”と言い放ちます。
ウィリアムが主である西部魔塔の守護がなくても子どもたちが安全に過ごせるようになったとき、完全な魔法理論をウィリアムに渡すと約束したエリサ。
エリサは最後に”相応の対価を期待しています“と言い残し、エリサはウィリアムのもとを去るのでした。
死んだように生きる女
一方、第一皇妃の居城では、メイドがエリサとウィリアムに接触があったことを第一皇妃に報せようとしていました。
第一皇妃のもとへたどり着いたメイドは、皇帝が第一皇妃とお茶を飲んでいるのを目撃することに。
思わず土下座の体制になったメイドを見て皇帝が発した一言は、“死んだような生活をしていたはずなのに、最近よく名前を耳にする”というものでした。
もちろん皇帝が語るのはエリサのことで、皇帝の言葉を聞いた第一皇妃は密かに拳をにぎり締めます。
愛すべき子供たち
それから時がたち、気づけばレオンの誕生日から３か月の月日がたっていました。
エリサはウィリアムに問題が起きた際に助けになる者を要請し、ふたりの魔法使いがエリサのもとを訪れます。
ゲオルグという老練の魔法使いと、その弟子のジリアンに挨拶をしたエリサ。
実は、ジリアンはエリサの代わりに魔法数式を書かされていた娘で、レオンの友人でもありました。
ジリアンが持っていた魔法数式を見たエリサはジリアンをほめ、ジリアンは思わず赤面してしまいます。
今はまるでおじいちゃんと孫のように見えるジリアンとゲオルグですが、ウィリアムが強引にジリアンを働かせていたことは想像に難くありません。
その時ゲオルグがどんなに悲しんだか─。
その想いをエリサが知るすべはありませんが、罪滅ぼしとして“二人に魔塔に居た頃より良い生活をさせよう”と密かに誓うのでした。
するとそこにレオンがやって来て、嬉しそうにジリアンの手を取ります。
駆け寄ってきたレオンを見て微笑むジリアンを見て、思わず“まるで姉弟みたいね”と言うエリサ。
エリサの言葉に喜びを感じたジリアンは、一緒にアセンシオが待つピクニック会場へと向かう事にします。
そこで初めて顔を合わせたアセンシオとジリアン。
初対面ながら、同い年の２人はどうやらレオンの世話を焼きたくてしょうがないようです。
密かに火花を散らしながらレオンの世話を焼く二人を見て、エリサは同い年でもそう簡単なものでもないと感じるのでした。
兵士たちの不満
エリサが子供たちの様子を見ながら幸せを感じていたその時。
４人は、自分たちからは見えない所にいる兵士が大声を出しているのを聞きつけます。
兵士はどうやらアセンシオとエリサが仲良くしていることに不満を持っている様子。
兵士が大声で不満をぶちまけている様を子供たちは黙って見ています。
しかし、エリサは“皇太子殿下があんな女に惑わされて、俺たちの人生が滅茶苦茶だ！”という言葉を聞き、密かに怒りを覚えていました。
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皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～10話を読んだ感想
前話で、エリサはなにか数式に仕掛けをしていたのかな？と思ったのですが、全く違いました。
まさかエリサが数式を半分しか渡さないなんて、ウィリアムもそこまでは考えていなかったのではないかなと思います。
それにしても、ウィリアムはプライドが高いくせに単純ですね。
扱いが簡単で良い事だと思います。
エリサが最後に“相応の対価を期待しています”と言った時の冷たい目が個人的にかっこいいなと思いました。
しかもエリサの行動はなぜか第一皇妃には筒抜けになっているわけなのですが、これはウィリアムが情報を流しているとみて間違いないでしょう。
となると、ウィリアムにはコウモリみたいな側面もあるってことなんでしょうか。
悪知恵がずいぶん働くなと逆に感心してしまいますね。
皇帝がああやってお茶を楽しんだりするんだというのにも驚いたのですが、なにやら第一皇妃がエリサをライバル視しているような感じがしました。
第一皇妃と第二皇妃なので張り合うのも頷けるのですが、今後は第一皇妃がらみで内科が起きそうな予感がします。
おそらく、あのタイミングで皇帝がエリサの話をしたのが気に食わなかったのかな？とは思うのですが、嫉妬に駆られて墓穴を掘りそうな人だなと思いました。
その後、エリサが出会ったのはゲオルグとジリアンなのですが、ジリアンはエリサが魔塔から去った後、後釜として無理やり連れてこられた子だったのですね…。
ゲオルグの心中を思うと切なくなってしまいますし、エリサが“ここでは良い生活をさせてあげたい”って張り切るのも頷けます。
エリサに数式をほめられて喜ぶジリアンも可愛かったですが、レオンのお姉ちゃんみたいだと言われて喜ぶジリアンはもっと可愛らしかったです。
その後、子供たちとピクニックに行くわけですが、ひそかにレオンを取り合うアセンシオとジリアンの姿が微笑ましかったですね。
こうして子供たちと触れ合うごとに、エリサの表情が柔らかいものになっていってるのもすごくいいなと思いました。
この素敵な時間をなんとしても守り通してほしいと思ってしまいます。
そんな中、大声で自分たちの悪口を言う兵士たちは本当に無粋ですね…。
このような失礼な兵士に遭遇して、エリサが一体どうやって彼らに対峙するのか楽しみです。
皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～10話まとめ
こちらでは10話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- エリサが渡した数式は半分で、子どもたちの安全を確保できたら残りの半分を渡すと約束して去っていきます。
- 第一皇妃とお茶を飲んでいる皇帝がメイドからエリサの名前を聞くと“死んだような生活をしていたはずなのに、最近よく耳にする”と言いました。
- ゲオルグと弟子のジリアンの魔法使いがエリサの元を訪れ、ここでは良い生活をさせようと密かに誓うエリサはジリアンと一緒にアセンシオが待つピクニック会場へ。
- 同い年の２人はレオンの世話を焼きたくて火花を散らしていました。
- エリサが子供たちの様子を見ていると、大声で自分達の不満をぶちまける兵士に密かに怒りを覚えます。
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