めちゃコミ独占配信中の人気コミック「皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～」。
エリサは転生してからの日々を振り返り、子供たちを守るために最も必要なものとは？
「続きが気になる！」
「主人公はどうなる？！」
こちらでは、21話のあらすじと感想をお伝えします。
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目次
前話あらすじ
レオンに呼ばれて警備隊のもとへ行ったローハンは、その場で警備隊の面々と手合わせをすることに。
ローハンが来る前は近衛隊長と一触即発の雰囲気だった空気を変えてしまったレオンにエリサは舌を巻きます。
一方、レオンはエリサに“将来はローハンのような騎士になりたい”と伝えるのでした。
皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～21話あらすじ・ネタバレ
一難去って…
警備隊の力量を計るために自ら剣を握ったローハンは、デールと手合わせすることに。
デールは息を乱しながらも善戦し、ふたりの手合わせは10分以上にも及びました。
ふたりの熱戦に目を輝かせながら、デールが第一騎士団の面々に劣らない戦いぶりを見せてくれたと大喜びするレオン。
それを聞いた第一騎士団の団員は苦々しい表情を浮かべてレオンに抗議しようとしますが、団長に制止されてしまいます。
そのあと近衛団長は皇帝に警備隊の実力を報告すると言い、エリサたちのもとを立ち去るのでした。
騎士は弱者と子供の味方
改めてローハンに今日のことでお礼を言い、自身のなすべきことを行うと宣言したエリサ。
ローハンはエリサの言葉に頷き、その場を後にしようとします。
その時メイドからお茶の用意が出来たと声がかかり、エリサから喉は乾いていないかと聞かれたローハン。
特に乾いていないと答えようとしたローハンですが、レオンから期待の眼差しを向けられているのに気づいてしまいます。
あまりにキラキラしたレオンの瞳に負けてしまったローハンはお茶会に参加することを決め、大喜びのレオンがローハンの手を引いていくのを目の当たりにしたエリサ。
柔らかい笑顔を嬉しそうなレオンに向けるローハンは、騎士団長というよりは父親のように見えます。
そんな二人を見て、“ローハンは弱者に弱い”ということを思い出したエリサ。
レオンに手を引かれる姿を見る限り、ローハンが弱いのは弱者に対してだけではなさそうだと思うのでした。
それから広場に用意された場所でお茶とお菓子を楽しみ、ローハンに向けてたくさんお喋りをしたレオン。
束の間の穏やかな時間
その後レオンは喋りつかれ、エリサの肩にもたれて眠ってしまいます。
エリサはレオンを抱き寄せてあやすようにレオンの肩を撫でるのですが、そんなエリサも穏やかな陽気に誘われてついうたた寝をしてしまいます。
木漏れ日のなかで穏やかに眠るレオンとエリサを見ながらローハンが思い出したのは、レオンに自分とエリサの関係について尋ねられた際に言われたことでした。
ローハンはレオンが自分に言った“お母さまが心を許してお話ししている”という言葉を思い出しながら、確かにレオンが自分のことをエリサの友人だと誤解してしまうのも無理はないと感じてしまうのでした。
そんな事を考えながら、ローハンも束の間の穏やかな時間のなかでまどろむこととします。
第二騎士団の旗揚げ
それからしばらくしてエリサが目を覚ますと、ローハンはすでに立ち去った後でした。
自分に身体をあずけてぐっすり眠るレオンに声をかけてみるものの、レオンはいまだ半分夢の中。
すると、そこにアセンシオがやって来ます。
ちょうどいい機会だからと、エリサはアセンシオを彼の騎士となる警備隊のもとへと連れていく事に。
警備隊の面々を見たアセンシオは彼らを一目でとても気に入り、その場で警備隊を第二騎士団とすることを決めるのでした。
護るための力を得るために
夜になり、エリサは転生してからの怒涛の日々を振り返ります。
エリサには今までやってきたことで子供たちを守るための地固めは順調にいると感じていました。
しかし、子供たちを守るために最も必要なのはエリサ自身の“誰からも奪われない強力な力”なのです。
例えば、エリサが前世で得た精霊王イグニスの力─。
前世と同じ方法が通じるとはとても思えませんし、触媒も中級程度の宝石しかありません。
それでも力を得るため、エリサは新しい方法で精霊と契約しようと試みます。
“今日こそは何かが掴めそうだ”という予感が、“何としてもなにかを掴む”という強い意志に変わるのを感じたエリサ。
エリサは心に感じた勢いのままに、“世界が何度変わろうと自分とともに戦う不変の力”を求めて心の中で精霊に強く呼びかけるのでした。
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皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～21話を読んだ感想
デールはエリサも認める実力者であることは知っていたのですが、本物であることが分かりましたね。
第一騎士団にもひけを取らないどころか、単純に手合わせの時間だけなら倍以上の実力があるとは驚きました。
それ以上に、そこまでの長い時間手合わせをして息一つ乱さないローハンは頭一つ抜けた存在であることも分かります。
そんなローハンも実は手先が不器用だったり、レオンのような子供には甘かったりと完ぺきではない面が描かれることでなんだか愛おしい人なんだなと思わせてくれますね。
レオンに手を引かれてお茶会に招かれるローハンの表情は本当に父親のようで、エリサの心もほっこりしたんじゃないかと思ってしまいます。
大好きなローハンとたくさん話をして眠ってしまったレオンが子供らしくてかわいいなと思いました。
その後エリサも眠ってしまうわけですが、ここでローハンもレオンの言った“エリサが心を許している”という話があながち嘘ではないと気づいたのかもしれません。
そして、ようやく第二騎士団が正式に発足したようで良かったなと思いました。
アセンシオも素敵な子ですから、初対面の第二騎士団もアセンシオを気に入ったのではないかなと思います。
これからアセンシオと第二騎士団が良い関係を築いてくれるといいなと願わずにはいられません。
エリサはこれまでの頑張りで子供たちの外堀りは何とかなったものの、今度はエリサ自身が力を得る番だと考えたようですね。
確かに今までのピンチの中でも魔法が使えれば何とかなったのではないかと思う局面もありましたし、エリサには必要な試練なのかもしれません。
しかし、カイトが人を使ってエリサの動きを把握しようとしているのを考えると嫌な予感がしますね…。
もしもエリサが再びイグニスとの契約を成功させたとして、カイトは何らかの形でエリサの力を封じようとしてくるのでは？とも考えてしまいます。
それか、エリサが得た力を何らかの形で利用しようと考えているのではないかと思います。
そもそもイグニスの力も“不変の力”だったはずなのに、転生したエリサからイグニスの力が奪われていたという点も気になりました。
もしかしてエリサの力は何らかの干渉を受けているのでは？と考えてしまうのですが、ひとまずはエリサと精霊が契約を結べるのかに注目したいと思います。
皇妃さまの育児論～２度目は失敗いたしません！～21話まとめ
こちらでは21話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- ローハンとデールの手合わせは10分以上にも及び、熱戦を見せてくれたと大喜びするレオン。
- ローハンはレオンに手を引かれお茶会に参加する姿を見たエリサは“ローハンは弱者に弱い”ということを思い出します。
- 喋りつかれて眠ったレオンとうたた寝をしたエリサを見て、自分とエリサの関係について尋ねられた事を思いだすローハン。
- エリサが目を覚ますと、やって来たアセンシオを警備隊のもとへと連れていく事に。アセンシオは彼らを気に入り警備隊を第二騎士団とすることを決めます。
- エリサは転生してからの日々を振り返り、前世で精霊王イグニスの力を得たように、再び契約しようと心の中で精霊に強く呼びかけるのでした。
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