めちゃコミ独占配信中の人気コミック「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」。
精霊のイグニスの召喚に失敗したエリサ。メイドがエリサの紅茶に人の顔が浮かんでいると悲鳴を上げる。
「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」
こちらでは、22話のあらすじと感想をお伝えします。
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目次
前話あらすじ
アセンシオの了承を得て、改めて第二騎士団として配属されることとなった警備隊。
子供たちの安全を護るための外堀を埋めたエリサは、自身が力を手にするべく精霊との契約に臨みます。
渾身の力を振り絞り、精霊を召喚しようとするエリサでしたが…。
皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~22話あらすじ・ネタバレ
紅茶に浮かんだ顔
かつて自分と契約していた精霊のイグニスを呼び出そうとした結果、吐血して倒れてしまったエリサ。
夜が明けてからメイドのマリーに発見されたエリサは、アセンシオやジリアンの心配を一身に受けていました。
アセンシオは皇太子宮のコックに作らせた料理をエリサに振る舞い、ジリアンは自分がいっぱい食べる分と同じくらいエリサにも食べて元気になって欲しいと言います。
黙って食事を口に運び続けるエリサは昨夜の不始末を思い返していました。
吐血した後にマリーに発見されたエリサでしたが、事が事なだけに皇宮内ではあっという間に噂が広まってしまったのです。
その事があって、マリーには彼女の言うことを聞いて動くメイドを選ぶように言っておこうとエリサが思ったその時でした。
メイドの一人がエリサの紅茶に人の顔が浮かんでいると悲鳴を上げます。
水の精霊ウンディーネ
叫び声をあげたメイドを下がらせ、部屋に戻って一息つくエリサ。
自分の不始末で騒ぎを起こしてしまった事に関し、エリサは密かにちゃんと後始末してから倒れるべきだったと的外れなことを考えてしまいます。
実は、エリサはメイドが見た“紅茶に浮かんだ顔”の存在が何なのか知っていました。
エリサが紅茶の入ったカップのふちを指でなぞりながら“ウンディーネ”と呼ぶと、紅茶は小さな子供のような形に。
ウンディーネはおかしそうな笑い声をあげながら部屋の中を跳び回りますが、エリサは奇妙さを感じていました。
エリサが前世で使役していたイグニスは火の精霊なのに対し、今回召喚できたのは水の精霊であるウンディーネ。
ウンディーネを呼び出してすぐに倒れてしまったエリサは、ウンディーネと正式に契約した覚えもありません。
ウンディーネのような下級精霊ならば自動で契約されるものなのかとエリサはウンディーネに尋ねるのですが、ウンディーネは精霊界に帰ってしまいます。
それ自体がマナを抱いているため、ヒトが精霊を呼び出す際にうってつけの触媒である宝石。
そのため、エリサが再び精霊を召喚するには新たな宝石が必要となります。
エリサは新しい宝石をどのように入手すべきかしばし悩むのでした。
今度こそ泣かせてやる
一方、来るべき第二皇子の誕生日パーティーに向けての準備を進めるため庭師に檄を飛ばす第一皇妃。
すると、そこに先日のお茶会にも参加していた女が近づきます。
“エリサが精霊を召喚しようとした挙句に血を吐いて倒れた”という噂はこの二人の耳にも入っているようで、なぜエリサがそんな事をしたのか心底理解できないという反応の第一皇妃。
エリサの魔力の源である“マナロード”は破壊されてしまっているので、本来ならばエリサは二度と魔法が使えるはずがありません。
それなのに、エリサは一体何にこだわっているのか─。
自分の身を差し出すくらいの激しい執念を燃やしているくせに、表向きは無表情でやり過ごしているように見えるエリサが気に入らない第一皇妃。
ここで“エリサが高い宝石を買おうとしている”という話が第一皇妃の耳に飛び込んできます。
その話を聞いてひらめいた悪企みを隣の女に耳打ちした第一皇妃はにやりと笑い、今度こそエリサを無様に泣かせてやろうと画策するのでした。
どこかで見た耳飾り
それからしばらくして、エリサの欲しがっていた宝石が手に入ったと伝えにきたマリー。
しかし、それらの宝石は普通ではないとマリーは表情を曇らせます。
マリーの言葉から、宝石が誰かの意図でここに運ばれたものであることを察知したエリサ。
とりあえず現物を見ることにしたエリサは、特徴的な形をした耳飾りに目を止めます。
どこかで見たような気がするその耳飾りを手に、エリサは再び精霊の召喚に挑むのでした。
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皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~22話を読んだ感想
エリサは精霊を呼び出すためにかなりの無理をしてしまいましたね。
でもそれもみんな子供たちのためだと思うと、母は偉大だなあと改めて思います。
コックに言ってたくさんの料理を作ってもらったというアセンシオも優しい子だなと思いますが、“私もいっぱい食べますから”とエリサにもいっぱい食べてと言うジリアンが可愛いなと思いました。
そうして召喚されたのがウンディーネのようですが、今まで火の精霊を召喚していたエリサのもとに水の精霊が来たというのは確かに謎ですよね。
ウンディーネはいたずらっ子という感じで可愛らしいのですが、下級精霊ということであまり頼りにはならないのかなという感じがしてしまいます。
以前のお話で、エリサは前世でレオンを皇帝にしたいがためにイグニスの力を使って非道な殺戮を繰り返してきたということが描かれていました。
もしかして、それでエリサはイグニスの怒りを買ってしまったのでは?と勝手に考えていますがどうなのでしょうか。
イグニスはかなり強い力を持つ精霊でしたし、エリサが火の精霊を呼び出せないようにすることくらいはできるんじゃないかと思ってしまいます。
ウンディーネはなんだかいたずら好きのような外見でしたし、ちょっとエリサに興味を持って召喚に応じてくれたのかもしれませんね。
それにしても、エリサがイグニスの怒りを買ってしまったとなればいくら宝石を変えても強力な精霊を呼び出すのは難しいんじゃないかと思ってしまいます。
エリサに力を貸してくれる精霊が現れてくれればいいのですが…。
あと、第一皇妃がエリサに何か仕掛けようとしているのも気になりますね。
マリーが用意した宝石の出どころを気にしていたエリサでしたが、恐らく第一皇妃の差し金なんだろうなと思います。
それを考えると、この宝石を触媒にして召喚を行うというのはすごく危険なのでは?と思ってしまいました。
“今度こそ泣かせてやる”っていう第一皇妃の言葉から察するに、なにが起きてもおかしくないのかなという感じがします。
それと、エリサが宝石を手にしたとき“どこかで見た覚えがある”と感じていたのも気になりました。
もしかしてイグニスを召喚した時に用いた宝石なのでは?という予感がしてしまうのですが…。
以前“イグニスとは何度生まれ変わっても途切れない魂の契約をしている”とエリサは言っていたので、もしイグニスを召喚できたらなぜ契約が無効になったのかも聞き出せそうですね。
そうすればエリサが再び精霊を召喚できるようになる手がかりが得られるのではと追っていますが、どうなるのか見ものです。
皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~22話まとめ
こちらでは22話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- 精霊のイグニスを呼び出そうとしたエリサは吐血して倒れ、アセンシオやジリアンに心配されます。エリサの紅茶に人の顔が浮かんでいると悲鳴を上げるメイド。
- 水の精霊のウンディーネを召喚したエリサだが、すぐに精霊界に帰ってしまいます。再び精霊を召喚するには新たな宝石が必要となり、どのように入手すべきか悩むエリサ。
- 第一皇妃はエリサが精霊の召喚に失敗して高い宝石を買おうとしているという噂を耳にして今度こそ泣かせてやろうと画策するのでした。
- マリーから宝石が手に入ったと聞き、どこかで見たような気がする耳飾りだが、エリサは再び精霊の召喚に挑む。
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