大人気マンガであるの「御手洗家、炎上する」の26話のあらすじと感想を紹介します。
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目次
前話あらすじ
偶然再会した柚子を逃すまいと、真二は何度断られても柚子にしがみつきます。
観念した柚子に連れられて皐月の痩せ細った手を見た真二は、昔皐月に精神的に助けられていた恩を思い、自分も火事の真相を突き止めることに協力すると申し出ました。
気持ちが揺らいだものの、真二のジャケットに盗聴器が仕掛けられていたことに気づいた柚子は、真二にきつい言葉を吐いて突き放します。
その態度に、真二は柚子とはもう会わないと言い捨てます。
一方、真二に置いてけぼりにされた葛木(真二に好意を寄せる女性)は、不気味な笑顔を浮かべながら、怒りの感情をそのままツイッターに投稿していました。
御手洗家、炎上する26話あらすじ・ネタバレ
葛木の設計図
ゆっくりとお風呂につかりながら、葛木は自身のツイッターをチェックしています。
「♡天使ちゃん♡」という裏アカウントで葛木は、男性に奢られたことや恋愛の愚痴を日々吐いているのです。
そんな葛木のアカウントに、人のお金で贅沢をすることについてとやかくコメントをしてくる人もいますが、葛木はまったく気にしていません。
なにせ、アカウントのフォロワーは7万人以上もいるのです。
自分の行動や考えが少なからず世の中に承認されている、と葛木は感じているのです。
そんな葛木が子供のころから思い描く人生設計は、医者と結婚してお金に困らない人生を送る、というものでした。
大学の医学部棟に頻繁に出入りしては、約一年という時間をかけて、医学部生のプロフィールや家族構成、家の資産を調査していました。
そうして見つけたのが、御手洗真二だったのです。
真二が御手洗医院の院長と実際には血がつながっていないこと、主婦モデルとして活躍する母親の真希子を姑にすると面倒くさそうなこと、などデメリットもあります。
しかし、それらを圧倒的に凌駕するほど、葛木にとっては真二の顔が良かったのです。
こうして葛木は真二にロックオンしたわけですが、実際は勉強ばかりのつまらない男で、葛木の得意とする上目遣いなどのアピールにも全く反応がありませんでした。
とはいえ、葛木はこれまで狙った男は皆落としてきました。
その戦歴から、葛木には真二にも好かれているという絶対的な自信がありました。
そう思っていた葛木の前に現れたのが、柚子でした。
以前真二が柚子と大学の食堂にいたところを見かけた葛木は、自分には見せたことのない、照れたような優しい顔をする真二を見てしまいます。
自分が真二に費やした2年間の努力と、それでも一向に真二が告白をしてこないこと、よりによって頭の悪そうな女であったことに、葛木は苛立ちを抑えられません。
さらに、後日その女について真二に聞くと、彼女ではないが一緒にいて楽しい人だと説明しました。
それを聞いた葛木は、悔しく思うものの逆に今が攻めるチャンスだ、と真二の手を取り告白したのです。
自分からは決して告白をしない主義でしたが、そんなことがそうでもよく思えるほど、葛木は「御手洗七海」になることに固執していました。
それは、御手洗真希子の公開する日常が、葛木の理想そのものだったからです。
お見舞いのつもりが
葛木は、真二の家に来ています。風邪で学校を休んでいる真二のお見舞いに来たのです。
キッチンを借りてうどんを作って持っていくと、真二はソファでうたたねをしていました。
その隙に御手洗家を探検しようと思いついた葛木は、忍び足で部屋を見てまわります。
どこもかしこも想像通り、もしくはそれ以上の高価な家具や装飾品に葛木は目を輝かせ、早くこの家に住みたいと野心をむき出しにします。
すると、二階に人影を感じました。気になった葛木が恐る恐る階段を上っていると、いきなり両肩を後ろからつかまれたのです!
振り返ると、そこには真希子が立っていました。驚きながらもとりあえず挨拶をした葛木に、真希子は作り笑顔を向けます。
そして、真二を自室で寝るように促し、真希子は葛木と二人でお話をしようと言い出します。
あまりの急展開に、葛木は驚きっぱなしです。
葛木が作ったうどんを優しい味だと褒めながらも、真希子は少し味を足してもよいかと言って、エビやショウガなど大量に付け加えます。
もはや、葛木がつくったうどんの原型はありません。
そして、もう帰っていいよと言う真希子に負けじと、葛木は真希子のもつうどんを取り上げて自分が持っていくと言い張ります。
そんな葛木に、真希子は本当に真二のことが好きなのかと問います。
いきなりの質問に戸惑いながらもそうだと答えると、真希子は嘘だと否定します。
話の最中も真希子の服飾品や食器のブランドをちらちら見ていたことに気づいていた真希子は、真二ではなく真二の後ろにあるものが好きなのだろうと言い当てます。
図星の葛木が苦し紛れに否定しようとするのを遮り、この家にあるものを狙っているのならこれ以上真二に関わるなと言い伝えます。
録音
もう隠しきれないと悟った葛木は、うどんを置いてカバンの中でごそごそしてから胸の前に持ち、本性をあらわに反論をはじめます。
性悪な母親と関わりたがらない真二の気持ちが分かること、真希子の作ったうどんが見た目ほど美味しくないこと、真希子も自分と同じようにお金欲しさにこの家に狙ってきたのではないか、と立て続けに攻撃します。
同属嫌悪ならやめてください、と本性を出してきた葛木に、真希子は不気味な笑顔でたしかにインタビューは全て嘘だと言います。
そして、欲しいものがあるのに誰かに恵んでもらうのを待つだけで、自分を犠牲にする覚悟のない人間は一番嫌いだと、真希子は葛木に詰め寄ります。
御手洗家から帰る葛木は、さんざんに真希子に言われ、これまでにないほどの屈辱と怒りに満ちています。
そして、携帯を取り出して、真希子との会話の録音音声をツイッターで拡散しました。
実は真希子に反論する直前、葛木はカバンの中で携帯を操作して、真希子との会話を録音していたのです!
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御手洗家、炎上する26話を読んだ感想
葛木、腹黒いですね、、。
葛木は真希子を同属だと言っていましたが、真希子がそれを否定していたように、葛木と真希子は似て非なる二人だと私も感じました。
葛木は潔く短絡的な腹黒さのようですが、真希子はねっとりじっとりした腹黒さのように思います。共感者いますかね?(笑)
今回は、そんな腹黒い女二人の泥仕合でしたね。
圧倒的な圧で葛木を制した真希子に分があると思っていましたが、葛木が最後にその音声を拡散しました。
これは、とんでもないことが起きる予感です、、!次話も目が離せません!
御手洗家、炎上する26話まとめ
こちらでは26話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- 葛木が思い描く人生設計は、医者と結婚してお金に困らない人生を送る、というものでした。
- 医学部生のプロフィールや家族構成、家の資産を調査して見つけたのが、御手洗真二だったのです。御手洗真希子の公開する日常が、葛木の理想そのものでした。
- 葛木は、風邪で学校を休んでいる真二のお見舞いに家に来ています。
- 真希子は葛木と二人でお話をしようと言い出します。真希子は真二ではなく服飾品や食器のブランドが好きなのだろうと言い当てます。
- 葛木は、反論をはじめます。しかし、さんざんに真希子に言われた葛木は、携帯を取り出して、真希子との会話の録音音声をツイッターで拡散しました。
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