ピッコマで大人気連載中の「もう一度、光の中へ」
パーティーは順調に進み、イデンベルよりの使者としてやってきた人物の顔を見た瞬間、アイシャは・・・。
「続きが気になる！」
「アイシャはどうなる？！」
こちらでは8話の展開・あらすじをご紹介していきます！
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目次
前話あらすじ
アイリスの父から不穏な話を聞いたものの、アイシャの誕生日パーティーは予定通り開催されることに。
華やかな祝福ムードに包まれる街を見て驚くアイシャに、アイリスは改めておめでとうと伝えます。
それから式が始まり、アイシャは兄のイシスに抱かれて会場に入るのでした。
もう一度、光の中へ8話あらすじ・ネタバレ
初めての誕生日
イシスに抱かれたアイシャがアイリスと共に会場へ入り、その後ティリオンも会場へと入ります。
壇上で来賓客への感謝と、アイシャにとって初めての誕生日を楽しみ祝って欲しいと述べ
たティリオン。
一気に祝賀ムードに包まれる会場の中、ただ一人ローブをまとった青い目の青年のみが黙って壇上を見つめていました。
その後、イシスに抱かれて会場内を歩くアイシャを見て口々にアイシャを天使だと褒めたたえる来賓客。
天使のようなアイシャを抱いて歩くイシスの姿も大変に可愛らしく、来賓客たちは美しい兄妹の姿にほれぼれしてしまうのでした。
常にない人の多さに早くも疲れが見えてきたアイシャでしたが、そこにティリオンが立ちふさがります。
なかなかティリオンに自分を渡そうとしないイシスにアイシャは首をかしげますが、ただずっとアイシャを抱っこしていたかっただけだったイシス。
ティリオンに役目を奪われて落ち込むイシスを傍目に、アイシャはつい先日まで怖がって自分を抱けなかった父に呆れてしまうのでした。
式は滞りなく
式は順調に進み、アイシャの頭に光の神殿で清められた聖水がふりかけられます。
この聖水はアイシャの周囲に漂う精霊たちとの相性も良いらしく、精霊たちの嬉しそうな声を聞いて思わず頬を緩めるアイシャ。
次に貴族たちがアイシャへの贈り物を手渡しにやって来るのですが、貴族たちの多さにアイシャはいよいよ眠たくなってしまいます。
貴族たちの数が多すぎたために踊り子の余興が始まらず、アイシャが思わずため息をこぼしたその時でした。
イデンベルよりの使者
“イデンベル帝国の使者が参ります”という大きな声が会場内に響き、思わず身を固くするアイシャ。
アイシャにはイデンベル帝国から誰が来るのか知らされていなかったため、“もし自分の知る人物だったらどうしよう”と不安を感じてしまいます。
使者のローブから覗く青い目を見て、兄のラキアスが来たのかと思い目をそらせなくなってしまうアイシャ。
しかし、使者はラキアスともかつての家族たちとも違う人物でした。
立派になった幼馴染
使者としてやってきたのは、魔法使いのアルセン。
アルセンの顔を見た瞬間、アイシャの目からは涙がこぼれ落ちます。
アイシャの転生したエルミールは騎士の王国ですが、前世を過ごしたイデンベルは魔法の国でした。
その中で“最年少賢者”の称号を受けたアルセンは、かつてアイシャが心を許した幼馴染。
２人は多くの時を共に過ごし、アイシャが亡くなってからも達者で生きていたというのがアイシャには嬉しかったのです。
突然泣き出してしまったアイシャをティリオンとアイリスがなだめ、なんとか泣き止んだアイシャ。
そのタイミングでアイシャの前にひざを折ったアルセンが、アイシャへの贈り物を差し出します。
アルセンからの贈り物は“保護の魔法と水の魔法がかかった最上級の宝石”。
身に着ける者を護ってくれるという宝石を受け取ったのち、アイシャが見たアルセンの背中は立派な青年のものでした。
騎士の盟約
アルセンの元気そうな姿にアイシャがほっとしたのも束の間、最後の儀式が始まります。
この誕生日パーティーの最大の山場として用意された儀式は、以前イシスがアイシャに伝えたことのある“内緒で用意したプレゼント”でした。
イシスの目の前にある台座には儀礼用の剣が置かれており、それを見たアイシャはこれがイシスからのサプライズであることを思い出します。
“また熊でもくれるのかしら”などと思っていたアイシャの手の甲に口づけて微笑むイシス。
その時ティリオンが、イシスとアイシャが騎士の盟約を結ぶことについて確認をします。
ティリオンの言葉に頷いたイシスを見たアイシャは、自分の知らないうちにそんな話になっていたことにただ驚くのでした。
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もう一度、光の中へ8話を読んだ感想
パーティーが何事もなく終わればいいなあと思っていましたが、本当に何事もなく終わってホッとしています。
イシスがいくつなのかは分かりませんが、嫌がりもせずアイシャを抱っこしているのが偉いなと思いました。
父親に渡すのも嫌がるところは笑ってしまいますね。
アイシャが眠そうにしているのを見て“ちょっと詰め込みすぎでは…”とも思いましたが、これもアイシャの安全と負担を考えてのことなんだろうなと納得しました。
だからアイシャが出席する初日に儀式を詰め込んだんだろうなと思うと、いかにアイシャが大切にされているのかがわかる気がします。
予定していた踊り子の余興の時間になっても人が絶えない事を見ても、アイシャはみんなから愛されているんだろうなと感じました。
恐らく両親や兄の人徳もあるのでしょうが、それでも凄まじいものがありますね。
そして今回誰もが心配していたであろう“イデンベルからの使者”が誰なのかが明かされたわけですが、兄弟たちの誰かではなくて本当に良かったと思いました。
かつての幼馴染というのがまたニクい演出だなと思います。
無事に成長した幼馴染の姿を見て涙をこぼすアイシャの姿を見て、アルセンはアイシャにとって大切な人だったんだろうなと思いました。
アルセンから贈られた宝石も、アルセンがいつも隣で守ってくれているように感じる品になるのではないでしょうか。
ちょっとほろ苦いエピソードでしたが、この後が驚きでした。
イシスのプレゼントってそれかと思ったのですが、よく考えれば伏線はあったように思います。
例えば、前話でもアイシャの歩行訓練をしながら“僕がお兄様なんだから、アイシャを護ってあげると誓いました”って言ってましたよね。
おそらくあの時すでにティリオンとは話がまとまっていて、思わず口から出た本音だったのかなあという気がします。
アイシャはびっくりしていましたが、イシスがアイシャの騎士になってくれるなんてすごいプレゼントですよね。
腹違いの兄弟ってもっとギスギスしてるのではないかと思ってしまうのですが、イシスは本当にアイシャを愛しているんだなというのが伝わってきてほっこりします。
それもこれも両親や周りの人のおかげなんだろうなと思うと頭が下がりますし、アイシャもいい家に転生できたんだなとしみじみ思いました。
なにせ家族の絆が強いですから、きっと何があっても乗り越えていけるんだろうなと信じています。
もう一度、光の中へ8話まとめ
こちらでは8話の展開・あらすじを紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・・
- 会場は祝賀ムードに包まれ、そこに抱っこしたがるティリオンが現れ、アイシャを渡そうとしないイシス。ティリオンが抱けなかったことを思い出し呆れてしまうアイシャ。
- 貴族たちの数が多すぎて式が長引き、アイシャは眠たくなってしまい、予定していた踊り子の余興が始まりませんでした。
- イデンベルよりの使者が来たと聞いたアイシャは兄のラキアスだと思ったが・・・。
- 使者は魔法使いのアルセン、かつての幼馴染で、嬉しくて泣き出すアイシャ。最上級の宝石を贈り物をしたアルセンの背中は立派に見えました。
- 最後の儀式として、イシスとアイシャが騎士の盟約を結びます。台座に置かれた儀礼用の剣を見てイシスから内緒のプレゼントがこれだと気づくアイシャでした。
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