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「授か離婚」ネタバレ12巻!あらすじ・感想を紹介!渦中のフェデリカ

シーモア独占配信の人気コミック「授か離婚」。

「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」

こちらでは「授か離婚12巻」の展開・あらすじをご紹介していきます!

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前回のあらすじ

前回は、フェデリカの在籍している治療院にて、エシェロン主催の魔法能力検査が実施されました。

治療魔法師達の前に大がかりな機械をセットしたマリーニは、魔力を流し込むだけで被験者の魔法属性相性を測定できる装置だと紹介。

その測定結果は、S(土)・A(水)・F(火)・V(風)の4属性の強度を表す横長のバーと、それ以外の属性の有無をチェックする円形の窓が付いた出力パネルで視認できると説明しました。

治療院所属の治療師達がテストに参加したところ、円形の窓に謎の透明部分が出現。

それを見たマリーニは、この透明部分こそが治療魔法特有の属性パターンだろうと推測しました。

最後の被験者になったフェデリカが装置に魔力を流し込むと、パネルに信じられない結果が出力されます。

なんと、4属性全ての横長バーがMAXレベルに到達し、円形の窓には透明部分を含めて5種類の反応が均等に出現したのです。

フェデリカの測定結果を見たマリーニは、色無し=精霊の加護が無い人物ではなく、むしろ複数の加護が均等に与えられている希少な天才種族なのだと確信します。

自らの仮説を実証できた事に大喜びするマリーニとは対照的に、彼の解説を聞いたフェデリカは絶句。

その話が本当なら、これまでゼーガ神殿が説いてきた教えが完全に間違っていた事になり、国家がひっくり返るほどの大騒動に発展する可能性があるからです。

これから自分の周りで何が起こるのだろうと想像しただけで、フェデリカは不安でたまりませんでした。

授か離婚12巻のあらすじネタバレ

死人に口無し

エシェロン主催の魔法能力検査が終了した後、治療院を出たフェデリカはアルマンドと同じ馬車に乗って自宅の邸に戻る事に。

その道中、二人は魔法能力検査で判明した衝撃的な結果について語り合っていました。

これまで色無しは精霊の加護を持たない劣った人間だと信じられていたのに、実際には複数の属性の加護を等しく与えられた奇跡的な存在だったという驚愕の事実。

マリーニによれば、その仮説はエシェロン内ではある程度知れ渡っていたものらしく、この国の中でも隣国とパイプを持つ者ならすでに把握していたとのこと。

以前、カルミネ子爵が口にした「色無しの価値が変わるかもしれない」という発言を思い出したフェデリカは、今になってようやく彼の言いたかった事の真意を理解しました。

馬車内でフェデリカの報告を黙って聞いていたアルマンドは、ひどく思いつめた表情に変わって意味深な独り言をつぶやきます。

「こうした結果が出た以上、俺も本腰を入れて『警戒』しないといけないな……」

「警戒」という言葉が妙に気になり、一体何に警戒するのかと尋ねるフェデリカ。

すると、アルマンドは非常に言いづらそうな反応を示しながら、フェデリカにとって好ましくない話を切り出しました。

今回の魔法能力検査の結果を国が正式に認定すれば、それはこの国を長らく陰から支配してきたゼーガ神殿の教えが否定される事を意味する。

ただし、現時点で突出した測定結果を叩き出した色無しは、この国の中ではフェデリカただ一人。

ゼーガ神殿が自分達の影響力弱体を回避しようとするなら、例外的存在であるフェデリカをこの世から消し去り、全てを「なかった事」にする可能性が極めて高い。

だからこそ、これからはゼーガ神殿の放つ刺客に「警戒」しなければならないのだとアルマンドは主張しました。

神を名乗る悪魔

彼の恐るべき話を聞いたフェデリカは、顔面蒼白になって固まってしまいます。

かつてフェデリカが孤児院に在籍していた頃、彼女は慰問にやって来たゼーガ神殿の神官達と何度か対面した事がありました。

その度に神官達が口にしていたのは、色無しを見下す冷酷な発言でした。

色無しが精霊の加護を得られずして生まれてきたのは、汝の魂が穢れているからである。
ゆえに、他人に奉仕してその穢れを祓わなければならない。

幼いフェデリカを悪魔のような冷たい目で見つめる神官達の中には、「今すぐにでもその生命を神に帰すべきだ」と説く者までいたのです。

私は生まれてきてはいけない人間だったのだろうか……?

その時のトラウマ的体験が、現在のフェデリカの自虐的な性格に結びついている事は火を見るより明らかでした。

アルマンドはフェデリカを怖がらせるような話をしてしまった事を謝罪すると、妻の体をそっと抱き締めながら囁きます。

「本当はこんな話をしたくなかったのだが、守られる側に自覚があるのとないのとでは随分と違う 俺は……貴女を失いたくないんだ……」

優しい言葉をかけて、怯えるフェデリカを懸命に励まし続けるアルマンド。

しかし、夫の温かい体に長時間抱き締められても、不安に駆られるフェデリカの体は指先まで冷え切ったままでした。

尽きない悩み

翌出勤日。
治療院に到着したフェデリカは、出勤早々ライアンに呼び出されて院長室に向かいます。

青ざめているフェデリカの顔色を見て、「どっちが病人だか分かったものではないな」と冗談を飛ばすライアン。

すでにフェデリカが自分の置かれている立場を理解している事を察すると、今は仕事に集中する事だけを考えるよう注意しました。

先日アルマンドと話し合った結果、邸に引き籠もるよりも普段通りの生活を続けた方がゼーガ神殿の刺客を見極めやすくて安全だという結論になり、フェデリカも現在に至るまでその考えに従っています。

もちろん、目につかない所で多くの騎士が護衛に配備されていて、フェデリカの安全確保に細心の注意が払われている事は言うまでもありません。

例の報告書を正式に国が認めたため、脱ゼーガ派の権力者たちがフェデリカの命を守るべく本腰を上げたのです。

自分のせいで壮絶な権力争いが勃発してしまった事に、強い懸念を覚えてしまうフェデリカ。

彼女の釈然としない表情に気づいたライアンは、奇妙な忠告を伝えます。

「今回の政争では平民であるお前が目立つ場所に置かれる結果になったが、決してお前が『中心』というわけではないから気に病む必要はない」

ライアンが言うには、すでに水面下で様々な交渉が進められているため、この不安な生活から解放されるのはそれほど遠くないだろうとのこと。

ライアンの意味深な発言を聞いたフェデリカは、一体誰が誰とどんな交渉をしているのかさっぱり分からず、ますます不安な心情になってしまいました。

結局、フェデリカはそれ以上ライアンから何も聞く事が出来ず、強引に話を切られて仕事場に戻されます。

小さく溜め息をついたフェデリカは、もやもやする気持ちを引きずりながら、次の動物実験の仕事に向かいました。

マリーニからの提案

その数日後。
フェデリカは治療院の応接室にて、マリーニとの面談に臨んでいました。

それほど広くない室内には2つのソファーが配置されていて、フェデリカとマリーニは向かい合う形で席に座っています。

チラリと横に視線を向けると、部屋の壁際にはフェデリカの護衛のために数名の騎士が直立していました。

その中には、なんと騎士服をまとったアルマンドの姿も。

仕事中の夫の凛々しい姿を初めて目の当たりにしたフェデリカは、家の中で一緒にいる時の柔和な彼とは違う一面を知って、ひそかに胸をときめかせていました。

「……ところで、フェデリカ嬢はエシェロンという国をどの程度知っているかな?」

フェデリカが心の中で夫に惚気ていると、正面に座っているマリーニが出し抜けに一つの質問を投げかけてきました。

治療魔法以外の事は全く勉強していないため詳しい事は分からない、と申し訳なさそうに答えるフェデリカ。

するとマリーニは「お気になさらずに」と明るく微笑み、エシェロンの事について語り出しました。

この国の隣国であるエシェロンは、海に面していて交易が盛んである事。

国民の主食は魚で、牧羊が行われている山側は冬になると豪雪地帯に変わる事。

まるでマリーニは子供に勉強を教えるかのような優しい口調で世間話を続け、エシェロンがどれほど親しみやすい国か丁寧に解説し続けます。

一通りの前口上を終えると、急に真面目な顔つきに変わったマリーニが、最も重要な特徴を打ち明け始めました。

エシェロンは科学技術の発展により魔法や宗教への依存度が低い国であり、圧倒的な支配力を誇るゼーガ神殿ですら単なる一信仰に過ぎないという事。

多種多様な立場の人々が独自の生活を営んでいるため、ゼーガ神殿の教えが根付いているこの国と違い、エシェロンなら色無しが差別される心配は皆無だという事。

「どうだろう……良かったら我が国に来る気はないかな……?」

真剣な眼差しを向けながら、フェデリカにエシェロンへの移住を勧めるマリーニ。

彼がこの用件で自分に会いに来た事を予想していたフェデリカは、真剣な表情で彼と対峙しながら、「やっぱりそう来たか……」と心の中で静かにつぶやいていました。

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12巻を読んだ感想

魔法能力検査で色無しの真実が明らかになったのを切っ掛けに、フェデリカの周りで様々な思惑が交差しているようですね。

色無し=精霊の加護を持たない劣等人種と説き続けてきた教えが根本から間違っていた事が証明され、自分達の支配構造を脅かすフェデリカを始末すべく動き始めたゼーガ神殿。

たくさんの人を助けるために身につけたはずの治療魔法が、親ゼーガ派と脱ゼーガ派の対立の溝をさらに深めて戦乱を巻き起こす引き金になってしまったのは、何とも悲運な話です。

思えば宗教VS科学の対決は近代世界史の成り立ちそのものであり、過去には地動説を説いたジョルダーノ・ブルーノという修道士兼学者が異端者としてローマ教会に処刑された事例があります。

フェデリカを巡って繰り広げられる戦いも、まさにその構図そのもの。
神を支持する団体が悪魔的な振る舞いをする展開は、何とも皮肉的でリアリティーを感じます。

そんな中、渦中のフェデリカに思わぬ提案を出してきたマリーニ。

彼としてはフェデリカを実験の対象としてエシェロンに連れて帰りたいのが本音なのでしょうが、命を狙われているフェデリカにとっては紛れもなく助け舟です。

しかし、フェデリカの表情を見る限り、エシェロンに行く事を良しとしていないようですね。

ここらでキーパーソンになりそうなのは、やはり夫のアルマンドしかいないでしょう。

この国を離れればアルマンドとの生活にも別れを告げる事になるため、フェデリカはきっとそれを懸念しているはず。

妻の衣装に盗聴器を付けたり、家臣たちからヘタレ呼ばわりされたりしているアルマンドは、残念ながら今までほとんど良い所がありません。

けれども、いざゼーガ神殿との戦いが本格化すれば、彼にとって絶好の汚名返上のチャンスでもあります。

騎士として最高の見せ場が回ってきたので、そろそろカッコいい所をバシッと決めてほしいですね!

はたして、フェデリカはマリーニの誘いに対してどのような返答を見せるのでしょうか?

そして、アルマンドはフェデリカ抹殺を目論むゼーガ神殿の暴走を止められるのでしょうか?

第13巻以降の展開が楽しみです。

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授か離婚12巻!まとめ

こちらでは12巻の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

授か離婚12巻のまとめ
  • 現時点で突出した測定結果を叩き出した色無しは、この国の中ではフェデリカただ一人。ゼーガ神殿が自分達の影響力弱体を回避しようとするなら、例外的存在であるフェデリカをこの世から消し去り、全てを「なかった事」にする可能性が極めて高いと推測するアルマンド。
  • ライアンの意味深な発言を聞いたフェデリカは、一体誰が誰とどんな交渉をしているのかさっぱり分からず、ますます不安な心情になってしまう。
  • 真剣な眼差しを向けながら、フェデリカにエシェロンへの移住を勧めるマリーニ。彼がこの用件で自分に会いに来た事を予想していたフェデリカは、真剣な表情で彼と対峙しながら、「やっぱりそう来たか……」と心の中で静かにつぶやく。