「その悪女に気をつけてください」ネタバレ20話！あらすじ・感想を紹介

ピッコマ独占配信の人気コミック「その悪女に気をつけてください」。

「続きが気になる！」
「メリッサはどうなる？」

こちらでは「その悪女に気をつけてください20話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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その悪女に気をつけてください20話のあらすじネタバレ

前回は、ナインを探していたメリッサが、自分の転生してきた小説世界のヒロイン・ユーリとついに遭遇。

婚約者のイアンがユーリに一目惚れする場面を目の当たりにし、この世界の残酷な運命を悟りました。

そして、皇居から脱走したナインが森の中で謎の男の襲撃を受けます。

はたして、ナインはメリッサと再会できるのでしょうか？

悪夢のピクニック

「お嬢様！！しっかりしてください！」

怒鳴り声と共に体中に走る激痛。

上の空だったメリッサは、マーサの強烈な張り手を食らって正気に戻されました。

長年ポジェブラト家に仕え、メリッサ・ジェイク姉弟を育ててくれた乳母・マーサ。

二人が成人した後は館を離れていましたが、メリッサの結婚の話を聞きつけて帰郷し、当分の間ポジェブラト家に留まることになりました。

春の舞踏会で予定されていた結婚発表がお流れになり、マーサは落胆の表情を浮かべながら一生懸命メリッサを慰めます。

しかし、その慰めの言葉がかえってメリッサの心の傷をえぐっているのでした。

ユーリ・エリザベス。

この世界の真のヒロインである彼女と皇居の庭で偶然出会ったメリッサは、自分がどれだけ努力しても小説世界の筋書きには逆らえないことを確信しました。

最終的に、憎きイアン・バシレイオス皇太子は真の愛に目覚めてユーリと結ばれます。

未来が確定している以上、何をしても無駄だ。

メリッサは完全に戦意を喪失し、部屋に引きこもって呆けた毎日を送っていました。

あまりにもだらしない公爵令嬢の姿に業を煮やしたマーサは、気分転換をさせるためにメリッサをピクニックに連れ出します。

マーサ特製のお弁当が詰まったカゴを見たメリッサは顔面蒼白。

マーサは料理がド下手くそで、手料理を食べたら命にかかわることを熟知しているからです。

悲鳴を上げるメリッサを無理やり引きずり、マーサはポジェブラト邸の庭に出ました。

美しいバラに囲まれた庭園には、いつの間にかパラソルとテーブルがセットされています。

きっと自分のために準備してくれたのだろう。

メリッサはマーサのために、渋々ピクニックに付き合うことにしました。

狼人間ジャック登場

歯を食いしばりながらマーサの特製手料理を口に近づけようとした瞬間、上空からすごい勢いで何かが落下してきました。

「マーサ 危ない！」

メリッサはとっさにマーサをかばいながら飛びのきます。

二人が座っていたテーブルは轟音と共に大破。

メリッサはマーサの手料理を食べずに済んだことを内心喜びながら、ポジェブラト邸に乗り込んできた相手を睨みつけました。

「よお！元気か嬢ちゃん」

頭にケモ耳が生えた紅い髪の狼人間ジャック・フォトン。

ユーリに恋する4人のイケメンの一人がそこにいました。

あんたを呼んだ覚えはないとメリッサが吐き捨てるように言うと、どうせそんなことお構いなしで男を家に入れるくせにと反論。

公爵家に侵入するなんて頭おかしくない？と挑発されると、たかが人間ごときが俺を止められると思っているのかと怒りをあらわにしました。

ジャックは狼人間種族の中では2番目の実力の持ち主で、人間とは比較にならないほど優れた戦闘能力を持っています。

口が悪い上にひどい人間差別主義者で、何のためらいもなく人を襲ってくる危険人物です。

ジャックが暴れだしたら、マーサ、ヨナ、ポジェブラト邸の使用人、みんなが危ない。

ポジェブラト邸に緊張が走りました。

しかしジャックは面倒くさそうに頭を掻き、自分の言うことを聞いてくれれば皆に危害を加える気はないと言います。

メリッサはジャックの様子をうかがいながら、静かに口を開きました。

ジャックVSジェイク戦、勃発！

メリッサがジャックに話しかけようとしたその時、ポジェブラト邸の庭園に白い雷光が立ち上ります。

突如、無音の白い魔力に攻撃され、思わずあとずさるジャック。

メリッサが館の屋上方向を見上げると、そこには銃を構えたジェイクがいました。

「……犬が迷い込んだのか」

ジャックに銃の照準を合わせるジェイク。

いきなり攻撃されたジャックは激怒して地団駄を踏みます。

一見、ジェイクがポジェブラト邸の平和を乱す侵入者と戦うヒーローのように見えるこの光景。

しかし、メリッサは知っていました。

ジェイクの戦う動機が皆を守るためではなく、犬アレルギーの体が狼人間に反応して鼻水が止まらなくなるのが嫌だからということを……。

ジェイクがジャックに向かって「クサい 失せろ」と暴言を吐いた所で第20話は終了しました。

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20話を読んだ感想まとめ

前話のシリアスなラストから一転して、今回はコミカルな内容でした。

ポジェブラト邸に突如乱入してきた狼人間ジャック。

会話の内容からするとメリッサと旧知の仲のようですが、とても友好的な関係には見えません。

二人の間にどんな因縁があるのか気になる所です。

何より、ジャックのフルネームがジャック・フォトンである点も見逃せません。

前話でジャックがナインのことをナイン・フォトンと呼んでいたので、ひょっとすると二人は兄弟なのかもしれませんね。

狼人間種族の間で晩年2位ということは、ジャックより強い存在がいるということ。

それはナインなのでしょうか？

紅い狼人間と青い狼人間。

狼人間の種族がこの世界でどういう立ち位置の存在なのか注目しましょう。

それにしても、荒くれ者のジャックがメリッサに会いに来た目的は何でしょうか？

メリッサのことをアポ無しで男を家に連れ込む女と呼んでいたので、やはりナインに関することだと予想します。

前話のラストでジャックに攻撃されたナインは、やられたと見せかけて実はうまく逃げ切ったのかもしれません。

ナインの居場所を探しているなら、メリッサに聞きに行くのが合理的です。

ジャックがナインを始末しようとしていることを知った時、メリッサが無茶しないか心配ですね。

そして、ついにスナイパーの能力を発揮し始めたジェイク。

皇室御用達の暗殺者と狼人間とのバトルの行方も楽しみです。

狼人間種族の登場によって、徐々にバトル漫画っぽくなってきた第21話の展開がとても気になります。

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