ピッコマ独占配信の人気コミック「余命わずかの脇役令嬢」。
「続きが気になる!」
「主人公はどうなる?!」
こちらでは「余命わずかの脇役令嬢18話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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目次
前回のあらすじ
前回は、ミリアンの人柄に触れて生きる意思を取り戻したカリナが、新しい趣味を作り始めました。
一つ目の新しい趣味は、朝晩に剣術の訓練に明け暮れるミリアンの勇壮な姿を絵に描くこと。
まるで太陽のような輝きを放つ彼を見ていると、カリナは時間を忘れて絵画に没頭する事ができました。
そしてもう一つの新しい趣味は、残り僅かな余生を有効活用するために「やりたいことリスト」をノートに付けること。
しかし、なかなか良いアイデアが浮かばず、いつまで経ってもそのノートは白紙のままでした。
そんな中、ミリアンの視察に同行する事になったカリナは、「あまり考え過ぎずに思いついた事をそのままノートに書いたらどうか」と馬車での移動中に彼から助言されます。
小さな鉢植えに植えられた大樹が枠から飛び出したところで、木が悪いわけではない。
過去の記憶にとらわれ、まだ見ぬ自分を過小評価するのは間違っている。
家出した自分を真剣にかばってくれる彼の優しさに感激したカリナは、ますますミリアンに惹かれていくのでした。
余命わずかの脇役令嬢18話のあらすじネタバレ
北部の祝祭
ミリアン達が視察にやって来たのは、大勢の人々で賑わう市場でした。
ちょうど今は豊作を祝うお祭りが開催されている真っ最中で、通りに立ち並ぶ出店では美味しそうな料理やオシャレなアクセサリーなど様々な商品が取引されています。
数か月前までいた南部領では冬場になるとほとんどの社会活動がストップするため、こんな季節でも人々が豊かに暮らしている事がカリナには不思議で仕方ありませんでした。
ミリアンはその理由を、「魔獣」の存在が関係していると説明しました。
北部には「魔獣」と呼ばれる強大な怪物が生息していて、人々は各地に設置した門で住居エリアへの魔獣の侵入を防ぎながら生活しています。
外部からの流通が制限されてしまう分、餌を求めて門を突破してきた魔獣を狩る独自の技術が発達。
魔獣の肉を自分たちの食料にできるため、北部では冬場でも豪勢な肉料理にありつけるのです。
しかも、魔獣の骨や皮を加工して作った装飾品を売買する文化も定着していて、商業エリアとしても非常に栄えています。
カリナは出店に並んでいる色とりどりのアクセサリーを見ながら、あまりの美しさに息を呑みました。
いかにも物欲しそうにしている彼女の反応に呆れてしまったミリアンは、「何か欲しい物があるか?」と声をかけ、手頃な装飾品を彼女にプレゼントしようと思い立ちます。
ちょうど二人がお店の前で商品を見繕っていた時、大きな荷物を抱えた一人の商人が向こうから駆けてきました。
その商人とぶつからないよう、とっさにカリナの肩を抱いて自分の方に引き寄せるミリアン。
特別な意味はないとはいえ、いきなり彼に抱き寄せられたカリナは、ひそかに胸を高鳴らせずにいられませんでした。
迫りくる魔獣
カリナ達がデート気分で視察業務を満喫していた時、突然辺りにけたたましい鐘の音が響き渡りました。
その音と共に、さっきまで和やかに祝祭を楽しんでいた人々の顔に緊張が走ります。
ミリアンも険しい表情に変わると、カリナを抱く手に力を込め、「近くで魔獣が出たようだ」とつぶやきました。
カリナを伴ってただちに兵士の駐屯所に向かったミリアンは、現在の状況を部下たちに確認します。
門を突破して乗り込んできたのは、最近出没するようになったヘルタという巨大魔獣の群れ。
派遣された先発部隊がすでに交戦しているものの、残念ながら戦況はかなり押されていて防戦一方とのこと。
ミリアンはカリナを基地上階の安全な場所に匿うと、部下たちに彼女の護衛を任せて自ら戦いに繰り出します。
いきなり颯爽と窓から飛び降りて戦地に向かう彼の行動を目の当たりにして、カリナは気が気ではありませんでした。
ミリアンVSヘルタ
慌てふためくカリナとは対照的に、彼女の護衛を任された兵士たちは驚くほど悠然と構えています。
鍛え抜かれた領主様なら、窓から飛び降りたくらいでは傷一つ負わない。
しかも、彼の剣術の腕前は超一級品だ、と兵士たちは全幅の信頼を込めて言いました。
窓から遠方の戦場を見守るカリナの目に、さっそくヘルタと一対一で戦い始めたミリアンの勇ましい姿が映ります。
他の兵士たちが数人がかりで挑んでも、せいぜいかすり傷を負わせるのがやっとの化け物を相手に、ミリアンは一切怯むことなく互角の戦いを展開。
頭部に角をはやした巨大な猛獣に向かって高速の剣技を次々と繰り出し、その全身に刃を突き立てていきます。
しかし、ヘルタは新種の魔獣であり、いまだに正確な弱点が判明していないとのこと。
超実力者のミリアンといえども完全に仕留めるのは難しく、いつも追い返すのがやっとだ、と兵士たちは嘆きます。
固唾をのみながら戦況を見守っていたカリナは、何か自分にも手助けできる事がないか、必死に考えを巡らせました。
すると、突然一つの妙案がひらめき、曇っていたカリナの表情に決意がみなぎります。
これならいけるかもしれない……!
カリナはバッグの中から画用紙と鉛筆を取り出すと、大急ぎで何かをスケッチし始めました。
衝撃的なプレゼント
その数分後。
数名の兵士が負傷したものの、ミリアン達は一人の犠牲者も出すことなくヘルタの群れをどうにか追い返す事に成功していました。
戦闘が終わったのを確認するやいなや、護衛兵の制止を振り切り、全速力で現地に向かって走り出すカリナ。
交戦後の状況確認をしている最中だったミリアンは、息を切らして駆けてきた彼女の姿を見て驚きの表情に変わります。
「カリナ……そのまま上で待っていてくれて良かったのに……」
カリナはポケットからタオルを取り出すと、肩で大きく息をしながら彼の額を丁寧に拭き始めました。
ミリアンのこめかみにはヘルタとの戦闘中に負った擦過傷による出血があり、真っ白だったタオルがたちまち鮮血に染まっていきます。
「もう十分だ たいした怪我じゃな……」
手当をストップさせようとカリナの手に触れた瞬間、穏やかだったミリアンの顔つきが突然強張りました。
彼女の手は氷のように冷たくなっていて、長時間外気にさらされていたのが明らかだったのです。
「お前達……まさか彼女に毛布を貸さなかったのか……!?」
鬼の形相のミリアンから凄まれた護衛兵達は、大量の冷や汗をかきながら凍りついてしまいました。
「寒くなかったから平気です」
カリナがとっさに彼らをかばうと、ミリアンは呆れた表情に変わり、上着の内ポケットから何かを取り出しました。
「ほら……プレゼントだ」
そうつぶやくと、ミリアンは黄金色に光る綺麗なペンダントをカリナの首にかけてあげます。
その光景を横で見ていた兵士たちはビックリ仰天。
「ええええええええ!!?」と素っ頓狂な声を上げ、目を丸くしてしまいました。
不機嫌そうな顔で彼らを睨みつけたミリアンは、「今変な声をあげた者は演習場を100周してこい」と理不尽な命令を下します。
青ざめた兵士たちは、その場でガックリと肩を落としてしまいました。
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18話を読んだ感想
ほんわかムードのまま進むかと思われた視察イベントが一転、魔獣の襲撃によってスリリングな展開に早変わりして驚きました。
以前からミリアンが頻繁に「魔獣」という単語を口にしていたので気にはなっていましたが、まさか複数の兵士の攻撃をも跳ね返す強さとは恐るべきモンスターですね。
こんな怪物と戦わなければならないエリアなら、カリナが初めて邸に転がり込んできた時に多忙を口実にして追い返そうとしたのも頷けます。
魔獣ヘルタの強さにも仰天しましたが、その怪物と一対一で互角に渡り合えるミリアンもまた怪物級の剣士。
今回は何とか無事に撃退できたものの、いずれミリアンが魔獣との交戦中に大怪我するような展開がありそうで怖いですね。
それにしても、ミリアンがヘルタと戦っている時にカリナが描いていたものは一体何だったのでしょう?
ヘルタを追い払うために、目に見えない妖精でも召喚したのでしょうか?
「奇跡」の能力には強力な助っ人モンスターを生み出す使い方もあるので、後方支援役として非常に重宝しそうです。
回復係のフェリオールと組めば、ちょっとしたRPGパーティーを結成できるのではないでしょうか。
戦闘中に負傷した彼の身を案じ、血相を変えて駆けつけてきたカリナに、奇妙なペンダントを授けるミリアン。
周囲の兵士の反応を見るに、何かとてつもない意味が込められたアイテムである事は間違いありません。
はたして、ミリアンがカリナに贈ったペンダントにはどんな秘密が隠されているのでしょうか?
第19話の展開も見逃せませんね!
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余命わずかの脇役令嬢18話!まとめ
こちらでは18話の展開・あらすじをご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 商人とぶつからないよう、とっさにカリナの肩を抱いて自分の方に引き寄せるミリアン。特別な意味はないとはいえ、いきなり彼に抱き寄せられたカリナは、ひそかに胸を高鳴らせずにいられない様子。
- 固唾をのみながら戦況を見守っていたカリナは、何か自分にも手助けできる事がないか、必死に考えを巡らせていた。すると、突然一つの妙案がひらめき、曇っていたカリナの表情に決意がみなぎる。
- 不機嫌そうな顔で彼らを睨みつけたミリアンは理不尽な命令を下す。青ざめた兵士たちは、その場でガックリと肩を落としてしまうのだった。